沖縄在住の光雨ゆうすけです😊
保護猫たちと暮らす😺
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ロボット開発歴15年🤖
心理カウンセラー歴21年の経験を活かし💐
節約年金生活を楽しむブログとエッセイ✒️
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年間300日以上の出張
僕の大嫌いだった父は、
小さな町工場を営んでいました。
彼の設計する機械は、
はっきりいって欠陥だらけで、
そのせいで頻繁に故障しました。
ですが父親は自分でそれを確認せず、
お詫びから修理まで、
すべてを僕にさせました。
設計者が現場を知らないのですから、
機械が成長するコトはなく、
僕は年間300日以上も、
出張せねばならなかったのです。
いつなんどきに呼ばれるかわかりませんから、
宿に泊まるコトなんてできず、
いつもパーキングエリアで車中泊をしていました。
そして常に寝不足でしたから、
酢をがぶ飲みしながら社用車を運転していました。
地獄のような30代でした。
奈良の田舎町で、
川にたくさんの鯉のぼりが泳いでいる光景を、
一時間くらい見つめていたコトがあります。
家に帰りたい想いを否定するように、
ずっと見つめていました。
焼きまんじゅうとの出会い
そんなある日、
出張先の現場で働くパートさんたちから、
焼きまんじゅうの存在を知りました。
次の現場に向かう途中、
焼きまんじゅう屋を偶然みつけ、
車を横づけして買ってみたのです。
まんじゅうというより、
パンのような大きさで、
味噌だれの香りがしました。
焼きまんじゅうのルーツは、
幕末から明治初期にさかのぼるそうで、
酒を造る際に出る麹(こうじ)を、
つかって作った酒まんじゅうが原型だそうです。
固くなってしまった酒まんじゅうを、
おいしく食べるために、
火で炙って食べたのが始まりで、
当時、群馬で親しまれていた「焼き餅」に、
味噌を塗って食べる習慣があり、
それがまんじゅうにも応用され、
今のカタチになったと考えられています。
食べてみると、
その食感はまさにパン。
実際に原料は、
パンにつかう強力粉で、
それをイーストや麹で発酵させています。
そして優しい味の、
甘辛い味噌だれがたっぷりと塗られている…。
まんじゅうのなかに、
餡を入れる店もあるそうですが、
群馬県民の間でも、
焼きまんじゅうはあんなしこそが至高といわれ、
だからこそ、
生地自体の香ばしさを楽しめるのだとか。
その後も、
ことあるごとに焼きまんじゅうを買い、
その美味しさに忙しさを忘れました。
日本中を出張して、
感動した食は3つ。
この焼きまんじゅうを筆頭に、
静岡の黒はんぺん、
そして尾道ラーメンです。
今はヴィーガンですので、
黒はんぺんも尾道ラーメンも食べられませんが、
焼きまんじゅうなら、
機会があれば食べたいです。
猫たちのお世話があるので、
ここ沖縄から出るコトは不可能ですから、
そんな機会はないでしょう。
ですが、
あのときの優しい食感は、
今でもしっかりと覚えています。


