光雨ゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
日本人のソウルフードといえば
映画やドラマでも、
また人気タレントなどのトークの中でも、
ソウルフードの話しは出てきます。
そしてそのほとんどの答えは、
味噌汁…。
まさに日本人らしい答えです。
僕も味噌汁は大好きですが、
同居する次女は夜型生活で、
食卓を一緒に囲むことがないため、
わざわざ自分のためだけに、
味噌汁をつくりはしません。
そんな意味では、
僕は標準的な日本人ではないようです。
幼稚園児の脱走
幼いころのことは、
ほとんど覚えていませんが、
この思い出だけは、
鮮明に覚えています。
僕が年少組に通う幼稚園児だったころ、
いつも教室で泣きべそをかいている女の子がいました。
気になった僕は、
勇気をもってその子に理由を尋ねました。
すると彼女は、
家に帰りたいという。
だったら僕が一緒に帰ってあげるから、
幼稚園を抜け出そう…と提案すると、
彼女はとてもうれしそうにうなずきました。
荷物をもって、
園庭の柵をのりこえ、
ふたりの園児は幼稚園を脱走したのです。
きっと幼稚園では大騒ぎになったことでしょうが、
そんなことを気にする園児はいません。
ものの数分で彼女の家に到着し、
彼女とは玄関前でわかれました。
自分も脱走してしまったので、
家に戻らねばならないけれど、
いいわけがみつからずに悩んでいると、
彼女のお母さんが僕の背中をたたき、
呼び止めたのです。
怒られるのかと覚悟して振り向くと、
彼女のお母さんはこういいました。
娘を無事に送り届けてくれて、
ほんとうにありがとう。
おうちにあがって焼きそば食べてって。
僕は拍子抜けしながらも、
彼女の自宅に上がり込み、
彼女と一緒に食卓で待機していると、
美味しそうな焼きそばが運ばれてきました。
そしてその上に、
その後の僕の人生を左右する食べ物、
紅生姜がのっていたのです。
紅生姜を食べたのは、
そのときがはじめてでした。
今でも辛いものの苦手な僕ですが、
なぜか生姜は食べられます。
その赤く細い棒状の生姜をひとくち噛むと、
なんともいえない歯応えと、
酸っぱ辛い味が口いっぱいに広がり、
幸せな気分になりました。
焼きそばと一緒に食べてみて…といわれ、
そのとおりにしてみると、
焼きそばが100倍美味しい😊
彼女のお母さんに、
それは紅生姜っていうのよ…と、
教えてもらったのです。
父の嫌いなものは食卓にのぼらない
あとからわかったことですが、
父の好まないものは、
わが家の食卓にはのぼりません。
ですがこんなに素晴らしい紅生姜が、
もう食べられないなんて悲しすぎます。
そんなこんなで小学生になり、
毎月のお小遣いを決めようということになったとき、
僕はお金ではなく、
紅生姜を選びました。
その英断のおかげで、
毎月一回は必ず、
紅生姜を楽しめるようになりました。
そして紅生姜を食べた直後、
元気になっている自分にも気付きました。
それからも、
紅生姜を楽しむことはつづき、
大学生になって、
はじめて吉野家に入ったとき、
ご飯のみを注文し、
※肉を食べたくなかったので
夢中になって紅生姜を一鉢食べたことがあります。
迷惑な客ですよね😁
大人になって業務用サイズを買うようになった
この商品は、
僕が沖縄にきてからみつけ、
何度もリピートしている業務用紅生姜です。
ナチュラルセラピーの専門家として、
含まれるアミノ酸調味料やソルビン酸保存料、
そして着色料も健康的とはいえません😂
ですがそんなリスクを理解していても、
紅生姜のない生活は考えられません。
2000年の12月に沖縄に移住したてのころ、
近くのイオン(当時はジャスコ)で、
こちらの紅生姜を買いました。

生姜の処理が悪いのか、
生姜の選別が悪いのか、
歯応えは悪く風味もいただけない商品でした。
2004年にひかりあめを起業して、
仕事につかう包装紙を買いに、
業務用商品を販売するお店をのぞいた際、
業務用紅生姜の存在を知ったのです。
彼女のお母さんがそうしたように、
焼きそば専門店ならきっと、
業務用紅生姜を必要とします。
しかも焼きそばのプロが求めるのですから、
紅生姜もおいしいに決まっています。
そこでネットでみつけたのが、
上述の業務用紅生姜でした。
思ったとおり歯応えも抜群で、
風味のバランスもよく、
その酸っぱ辛い味は、
あの脱走の日を思い出させてくれました。
紅生姜のもたらすもの
紅生姜を食べると、
身体のなかに火のつく感覚があります。
辛い物ですから、
ある意味あたりまえですが、
そういうあたりまえ論を通り越して、
過去の辛かったこと、
さみしかったことを乗り越えたときと、
同じ力を感じます。
日本人の代表的ソウルフードの味噌汁では、
こんな感覚にはまったくなりません。
たしかに味噌汁の優しい味は、
心身をホッとさせます。
ですが、
ホッとする感覚だけでは、
生きてはいけません。
●
ダイソーに行くと、
色々なサイズの保存容器が売っていて、
1.8リットルサイズの保存容器が、
上述の業務用紅生姜1キロにジャストサイズです。
冷蔵庫をあけたとき、
チラッと目に入る紅生姜の鮮烈な赤は、
たったそれだけでも、
一日の活力を僕に注いでくれるのです。
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