【健康探訪】生命と塩/いつのころからか悪役になった生きるうえで大切な塩/厚生労働省の指導する一日塩分摂取制限に意味はあるのか

生命と塩 健康探訪

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かつてのトマトジュースの塩加減がなつかしい

昨今では塩分無添加があたりまえのトマトジュースですが、

かつてはその絶妙な塩加減も、
各メーカーの力量として評価されていました。

僕の古い知人は、
そんなトマトジュースで、
ウォッカを割って飲むことが大好きで、

そこにタバスコを数滴加えて、
最高の表情でその一杯を楽しんでいました。

いわゆる、ブラッディ・マリーです。

当然ですが、

当時の彼のカクテル・レシピを再現するためには、
塩分を自前で添加する必要があります。

ですがそんな試行錯誤を繰り返したことで、
別の意味でおいしいカクテルにも出会えました。

それはまさに、
僕にとってちょうどいい塩梅😊

200グラムのトマトジュースであれば、
ティースプーン半分の自然塩を添加することで、
トマトの甘味も際立っていっそう美味しくなります。

きっとスイカに塩をかけるのと、
同じ理屈なのでしょうね。

一日10グラム以下の塩分摂取をすすめる厚生労働省

そんな塩なのですが、
いつのころからか、

塩は健康を害するものとして扱われ、
今にいたります。

ご存知のように、

厚生労働省は一日の塩分摂取量を、
10グラム以下にするように指導しています。

調理で塩をあつかう人ならわかるはずですが、
塩加減はわずか0.1グラムでも、
レシピの仕上げを劇的に変えます。

僕のご提供している料理動画の、
記念すべき最初の作品で、
もやしの漬物をご紹介していますが、

ほとんどの野菜の場合、
その重量の2.5%の自然塩添加で美味しく仕上りますが、

白菜などでは2.2%が最適であり、
この0.3%の差は大きな違いとなります。

つまり、ざっくりと10グラム以下にせよといわれても、
感覚的にわかりにくいですし、

そもそも精製塩と自然塩を同じ分類としてとらえ、
指導している厚生労働省は、
食に対する理解がないとしか思えません。

塩分の摂りすぎは、
高血圧を招くリスクがあると主張する彼らですが、

それは成分の99%が塩化ナトリウムの精製塩のはなしであって、
海水からつくる自然塩にはあてはまりません。

自然塩には塩化ナトリウムのほかにも、
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどの天然ミネラルを含み、

そうした成分の織りなす旨味は、
甘味さえも感じさせますが、

食卓塩に代表される精製塩は、
ただただ塩辛いだけです。

また自然塩はしっとりとしていますが、
精製塩は不気味なくらいサラサラしていますよね。

それは、塩基性炭酸マグネシウムを添加することで、
本来の塩にあるべとつきをなくし、
消費期限を長くしているのです。

これを逆にいえば、
まともな塩には消費期限があるということになります。

ひとくちに「塩」といっても、
これだけ違うのですから、

生活における塩との距離感は、
思っている以上に大切なのかもしれませんね。