記憶する筋肉/眉間のシワもポッコリおなかも日々の生き様を筋肉が覚えているだけ

黒猫 オステオパシィ

光雨ゆうすけです。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

理想のプロポーションはトレーニングでつくるものではない

プロポーションの気にならない人は、
恐らくいないはずです。

いつまでも若々しく、
そして、スマートでいたいと思うことは、
自然な欲求と考えて良いでしょう。

ところが、そういった
理想的なボディを手に入れるには、

過酷なトレーニングが必要だと、
信じて疑わない人も多いものです。

もちろんそれも、
ある程度までは正しいのですが、
相応しい答えではありません。

スポーツが理想のボディを作るのではなく、
日頃から良く使う形に、
筋肉が変わって行くだけ
なのです。

つまり、筋肉は記憶する性質があるため、
日頃の僕たちの姿勢や仕草が、
その体型を保っているだけなのです。

僕たちの身体は、

骨の周りに沢山の筋肉があって、
運動や姿勢を維持するために機能しています。

顔も表情筋に覆われていますので、
ネガティブなことばかりに執着していると、
眉間にシワができるのは、

そういう顔の形を
筋肉が記憶してしまった結果です。

顔をスポーツで鍛える人は、いませんよね。

反対に、無重力状態の場所に長時間いると、
筋肉が衰えるという話しも
どこかで聞いたことがあると思います。

これは、重力から身体を支えなくても良いと、
筋肉が記憶したために起こることです。

ですから、

お腹の回りが気になるといいながら
猫背で過ごすことは矛盾しています。

背中を丸めれば、お腹に脂肪が移動し、
その状態を筋肉が支え始め、記憶してしまうからです。

つまり、自分からすすんで、
お腹をポッコリさせているわけです。

また、その姿勢を続けることで、
肩甲骨が肋骨(ろっこつ)に癒着してしまい、
鎖骨の稼動範囲が狭くなってしまえば、

四十肩や五十肩の原因になるだけでなく、
肩に繋がる筋肉が弛むことで、
女性の嫌いな弛んだ二の腕を作り出します。

最近、背中を丸めている若者も多いですが、
そのままの姿勢をずっと続ければ、

二の腕は弛み、
お腹がポッコリとなり、

中年以降には、四十肩や五十肩で苦しむことが
保障されてしまっているといっても
過言ではありません。

こんな保障は要りませんよね。

自分の理想的な姿勢を感覚として体験してみる

垂直な壁を背にして、
(かかと)を壁に押し当ててください。

その状態をキープし、
腰、肩、後頭部が壁に接するまで、
身体を後ろに反り返してください。

この状態が、あなたの理想的な立ち姿です。

筋肉に記憶してもらうなら、
この形を憶えてもらいましょう。

もちろん、表情筋には、
笑顔を記憶してもらうべきです。

これなら、運動嫌いの人にもできるでしょう。

ちなみに、

自律神経のバランスを崩すと、
同じ姿勢をキープすることさえできなくなります。

自律神経の乱れは、
薬物セラピーの副作用(=薬害)以外にも、

姿勢の悪さ、特に腰椎を痛めることから
はじまる場合が殆どです。

薬の常用を止め、
良い姿勢をキープし、

美しいプロポーションと
笑顔の似合う表情を手に入れ、

楽しい未来を、
自ら設計されては、いかがでしょうか。

ちなみに猫の背中と、
人間の猫背は全く無関係です。

四足歩行の彼らにとっては、
あの独特な背中のラインは健康の証です。

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この記事の書き手

光雨ゆうすけ

沖縄本島を拠点とする日本最南端のナチュロパス(ナチュラルセラピーの専門家)。調和セラピー光雨主宰として2004年より21年間務めた。現在は、シンガーソングライタ、エッセイスト、簡単ヴィーガン料理家として活動中。1959年、東京都品川区出身。料理と掃除、猫たちとのひとときを愛する、典型的な乙女座気質。

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