調和セラピー光雨のゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
脊椎とはそもそも何か
前回の投稿でご紹介した、
その素晴らしい呼吸法を活かすための、
仰向けという姿勢について僕は触れました。
その姿勢を楽しむためには、
脊椎が柔軟であり、
かつ背骨周辺に筋肉がほどよくついている必要があって、
それを可能にすることが、
理想的なウォーキングだと投稿の最後に予告いたしました。
脊椎を構成するもの
画像の子猫の尾椎、美しいですね。
脊椎動物たちの脊椎、いわゆる背骨は、
頸椎(首)、胸椎(胸)、腰椎(腰)、尾椎(人の場合は仙骨)で構成されています。
脊椎は脳脊髄液(のうせきずいえき)が干満(満ち引き)するルートであり、
その良好な循環が健康体を育みます。
つまり脳脊髄液とは、
物理的な自律神経の正体ともいえます。
加えて脊椎には多くの神経も集結しており、
各椎体が本来の位置から少しでもずれると、
神経に触れて痛みをともなったり、
関連する臓器の機能を低下させたりします。
ただし、
その問題となるずれは、
0.5ミリ程度の極めて小さなものですので、
レントゲン写真から確認できるたぐいではありません。
そのために僕たちオステオパス(骨療法家)は、
指先の感覚に集中して問題を探り出す訓練をします。
また、エドガー・ケイシーの説明では、
第3頸椎、第9胸椎、第4腰椎の3個所にいたっては、
魂とボディがコンタクトを取るポイントであり、
人間が三位一体の生命となるための、
最重要部位としてのケアも必要であると彼は言及しています。
こうした脊椎の機能的な問題を起こすきっかけは、
手術や骨折、事故などが挙げられますが、
最も影響を与えるのは、
日々の姿勢に他なりません。
特に背骨周辺の筋力の弱い女性は、
ちょっとした姿勢の問題が脊椎をゆがめかねません。
こんな話しをすると、
多くの人は姿勢を正さなきゃ!と思い、
顎をひいて背筋を伸ばした自分の姿を想像します。
そして例外なく、
ピシッと力の入った立位や座位を思い浮かべます。
ですがそんなに力んだり、
緊張したりする姿勢が長続きするわけもなく、
心地が悪くて続けられなくなり、
慣れ親しんだ普段の姿勢に戻ってしまいます。
二足歩行の人間だからこそ重力との相性を高めることが大切
脊椎によい正しい姿勢とは、
確かに背筋が伸びた状態ですが、
満身の力を込めたものではありません。
それは、地球の重力とうまく寄り添い、
バランスのよい楽なポイントを感覚的に探し出した、
緊張の解放された状態です。
僕たち人間は脊椎をのばしたその上に、
大きくて重い頭部をのせる必要がありますが、
脊椎に対して前に、上に、バランスを取って頭部を置き、
首の筋肉に緊張のない状態にしてあげます。
前に置くというのは、
物理的に身体の前に頭部を持っていくのではなく、
後に引くことを止めるという意味です。
上に置くというのも同様に、
頭部を引き下げるのを止めるという意味です。
首の筋肉が楽な状態になっているかどうか、
後頭部すぐ下の筋肉を手で触ってみればわかります。
同じように、
胴体が長く広くなるイメージを、
肩が解放されて左右に広がったイメージを、
脚が骨盤から解放されたイメージを加えてみます。
背筋をのばした状態で、
これらすべてにおいて解放したイメージを取りつつ、
重力と折り合いをつけながら、
ほどよく筋力を使っている状態が、
理想的な正しい姿勢です。
さらに、
歩いているときには、
足の親指が大地を蹴るイメージをします。
実際に足の親指が大地を蹴る必要はありません。
あくまでもイメージです。
そうやって歩くことで、
脊椎全体に対してよい刺激が伝わり、
その刺激は頭蓋骨まで響きます。
これらのワークが身につけながら、
毎日のウォーキングを楽しむことで、
脊椎は弛緩し、
背骨周辺に筋力もほどよくつき、
姿勢も自然と改善されます。
自律神経レベルからのこうした取り組みが、
問題を再発させにくくしてくれるのですから、
チャレンジしてみる価値は大ですよね。
ご存知のとおり身体には、
元気になろうとする力がありますが、
そのためには条件をそろえねばなりません。
そうした条件のそろった状態を、
可視化させてくれるものが正しい姿勢です。
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