調和セラピー光雨の「ゆうすけ」です。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
簡単に試せる良眠をいざなう呼吸法
先日、Facebook経由で、
アンドルー・ワイル博士の情報が、
久しぶりに記事になっているのを見つけました。
カウンセリングの際などに僕に勧められ、
彼の著作『癒す心、治る力』を読まれた方も多いと思います。
僕はこの本、
何回読んだか覚えていません。
それくらいの良書です。
彼は親日家としても有名で、
日本でも何度か講演をされました。
人に備わる治癒力を、
自然の力で引き出したい方には、
ぜひ、読んで頂きたい本ですが、
今回、Facebookで記事になっていたのは、
彼の提唱する「良眠をいざなう呼吸法」でした。
この呼吸法は、
その本の中でも紹介されていて、
眠れないときに絶大な効果を表し、
ストレス解消や瞑想にも効果が期待できます。
とっても簡単ですので、
日々のセルフケアにお役立ていただけるはずです。
呼吸リズムに秘められた天然の鎮静剤効果
それではさっそく、
その呼吸法をお伝えしましょう。
4-7-8呼吸法といいます。
まず、事前の準備として、
大きな呼気（息を吐き出す）をします。
肺の中の空気を全部出し切るつもりで、
息をしっかり吐くのですが、
このとき、
音を立てながら吐き出します。
息を吐く際に舌先を
上の前歯の内側に置くとよいとありますが、
スーとかフーとか、
音を出すことが重要です。
完全に息を吐き切ったところで、
本題となる呼吸法に入ります。
- 口を閉じて4カウント、鼻から息を吸う
- 7カウント息を止める
- 8カウントで口から息を完全に吐き出す
これらの3ステップを、
自分のコンディションと相談しながら、
好きなだけ繰り返すだけのシンプルな呼吸法です。
4-7-8の割合が大切で、
カウントの長さはその人のペースで構いません。
このリズム自体が、
神経系に対して天然の鎮静剤効果があり、
6週間ほど続けると、
心身症にも効果があるといわれています。
世の中には色々な呼吸法がありますが、
呼吸は意識しても、
しなくてもするものですので、
自分に丁度よい呼吸法を身に付け、
充実した日々を送りたいものですよね。
4-7-8呼吸法に副交感神経優位の姿勢を役立てる
自律神経問題解決のプロフェッショナルとして、
僕はこれまで幾度となく、
副交感神経が自動的に優位になる姿勢について、
おはなしをしました。
それは、仰向けに横たわること。
仰向けという姿勢は、
地球を背中に背負って、
大宇宙に身体を解き放った状態です。
それは、地球の地表で生きる3次元生命として、
地球と太陽系、
そして外宇宙とをつなぐ姿勢ともいえます。
この姿勢をとることで、
僕たち二足歩行の脊椎動物は、
交感神経のスイッチを自動的にオフにすることができます。
交感神経優位の状態は、
人生に対する挑戦モードです。
聞こえはよいかもしれませんが、
挑戦するためには疑心暗鬼にもなり、
小さな不安も大きくなり、
自分が信じられなくなることさえあります。
この状態が続くと、
自身の心身をかえりみなくなるため、
緊張や不安から必要以上の細胞代謝が起こり、
不足した細胞を補うために、
がん細胞さえ生まれることもあります。
一方、
仰向けの姿勢によって得られる、
副交感神経優位の状態は、
自己治療モードが最大限にまで発揮されます。
いわゆる、
リラックスした状態です。
ですから、
この4-7-8呼吸法を、
仰向けになった状態で楽しむことで、
最高の自己治療モードへと、
いざなうことが可能になります。
仰向けを楽しめる身体とは
4-7-8呼吸法は、
少々特殊ではありますが、
前述のとおり単なる呼吸法でしかありませんし、
それを仰向けで楽しもうというだけのことであり、
その費用対効果は無限ともいえます。
ところが、
呼吸法は実践できても、
仰向けが不得意な方もいらっしゃいます。
たとえば、
猫背や側弯など、
背骨の緊張が慢性的になっている方。
彼らにとって長時間の仰向けの姿勢は、
どうしても身体の負担になってしまいます。
仰向けという姿勢を楽しむためには、
脊椎が柔軟であり、
かつ背骨周辺に筋肉がほどよくついている必要があります。
それを可能にすることが、
理想的なウォーキングなのですが、
そのおはなしは、
また別の機会に。
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