調和セラピー光雨のゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
聞きなれない栄養成分ビタミンB3
恩納村にある恩納の駅の一角で、
まるい珈琲を営む稲峰氏は、
僕の尊敬する人物のひとりです。
もう、7年ほど前のことになりますが、
彼からビタミンB3のお話しをうかがいました。
※アイキャッチ画像は当時(2015年10月)撮影のもの
彼の売りは、
良質なコーヒー豆を徹底的に煎り、
カフェインを抑えた美味しいコーヒーを、
お手頃な価格で世に出すことなのだそうですが、
徹底的に煎るためには、
猛暑の夏であろうが、
釜の火と向き合うことを余儀なくされるため、
夏バテ対策には人一倍注意しているそうです。
そんな彼が、
深く煎ったコーヒー豆ほど、
良質なビタミンB3が存在していることがわかったのだと、
その日、熱く語ってくださいました。
聞き慣れない「B3」という単語に、
僕は一瞬言葉を失ったのですが、
稲嶺氏から手渡された手作りのフライヤーから、
その詳細を知ることができました。
以下、そのフライヤーからの抜粋です。
コーヒーを飲むと脱水症になると聞きますが、
そんなことはありません。
カフェインの利尿作用は、
過剰な水分の排泄ですから、
飲んだ分が出るだけです。
それよりも、ビタミンB3の方が大事です。
注意点は深煎りほど効くということ。
浅煎りのコーヒーにビタミンB3は入っていません。
コーヒーに含まれるビタミンB3は、
ニコチン酸と呼ばれますが、
なぜそれがよいのでしょうか。
答えはエネルギーを生む必須栄養素。
これがないと、
ミトコンドリアが目覚めません。
逆にこれさえあれば、
数あるビタミンB群の働きもよくなり、
食欲のすすまないときでも、
不足のエネルギーを補ってくれます。
ではビタミンB1やB2が、
B3の働きを補うかと言うと、
それはノーです。
B3の役目が基本中の基本を担っているので、
他のビタミンに補うことができないのです。
さて、ドラッグストアで売られている栄養ドリンク剤の、
特にビタミンB群の表記を見てみると、
B1、B2、B6に加えてナイアシンが書かれています。
このナイアシンこそがB3なのですが、
コーヒーに含まれているニコチン酸のB3とは別ものです。
ナイアシンとはニコチン酸の親戚ですが、
これがエネルギーを生み出すためには、
体内でニコチン酸に変換する必要があります。
そのため、その人の体内環境で変換できれば効くし、
変換できなければ効かないという個人差が生じるのです。
ですから、個人差ない効果を狙うためには、
ナイアシンよりニコチン酸の方がすぐれています。
引用内のミトコンドリアとは、
細胞内にある小器官で、
有機物質からエネルギーを取り出すはたらきをするもの。
それが目覚めなければ、
生命が生命らしく生きられないともいわれます。
良質なコーヒーを、
手間を惜しまず煎った豆には、
こんな素晴らしい効能も生まれるのですね。
僕もこのときの経験から、
ビタミンB3について勉強してみました。
ご興味があれば、ご一読ください。
極寒の宗谷岬と猛暑の釜
1855年、極寒の宗谷岬で、
一杯のコーヒーが津軽藩士の命を救った話しがあるそうです。
稲嶺氏にいわせれば、
そんな過酷な状態におけるエネルギーの確保は、
自分が猛暑の夏に灼熱の釜と向き合うことと、
通ずるものがあるとかで、
そちらの資料も作成するつもりとのこと。
ちなみに、彼のご自慢の超深煎りモカは、
彼の体調が絶好調のときにのみ店頭に並ぶそうです。
その深煎りの度合いは半端ではなく、
燃える寸前まで煎る必要があるそうで、
それができるのは世界中でも彼だけなのだとか。
火加減の見定めを誤ると燃え尽きてしまうため、
毎年、何キロものコーヒー豆が犠牲になるそうです。
コーヒー豆も、
そして稲嶺氏も、
まさに、いのちがけです。
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