ひかりあめの暢弘です。
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パニック障害に苦しんだ17年前、
僕には、ある気付きがありました。
まだ、フラワーレメディに出会う前でしたし、
波動の世界やスピリチュアリティについて、
特に学んでいなかった当時でしたが、
自分は、身体が震えるほど、
怖い想いをしているのに、
どうして世間の人々は、
平気なのだろうという疑問が、
僕にその気付きを届けたのです。
それは、怖がっているのは、
広い世界の中で「僕だけ」だ!という事実でした。
誰にも、見えず、聞こえず、感じないのに、
自分にだけ見え、聞こえ、感じることを、
幻、幻聴、幻覚といいますよね。
ですから、不安も、恐怖も、苛立ちも、ありとあらゆる感情は、
自分で作り出し、自分で演出している幻、といっても過言ではないのです。
そして、それが、何回目の発作のときだったか、
詳しく覚えていませんが、
苦しめば、苦しむだけ、
症状が長引くことに気付いた僕は、
発作が起こっても、
そしてそれが、例え苦しくても、
自分自身が動じないように、
感情を無視し、考えることを止めてみたのです。
これによって、
週に数回あった発作も、
短時間で落ち着くようになりました。
その後、フラワーレメディに出会い、
発作を起こすキッカケを、
徐々に消し去ることに成功し、
ついに、パニック障害を克服することができました。
この療法は、何かをきっかけに癖になっている、
思い込みを和らげたり、
環境に対して、
敏感過ぎる部分を解したりします。
例えばアスペンは、
他の植物が反応しないような、
微細な風にも揺れる葉を持ちます。
そうした繊細さを備えながらも、
彼らは自然と調和して生きているのです。
当時の僕のように、
アスペンの象徴する心的傾向のある人々は、
反応した自分の抑制が効かなくなり、
自分で自分の調和を乱してしまいがちですが、
アスペンを服用することによって、
そうした部分を単なる特徴と捉え、
自然な平静さを呼び覚ますのでしょう。
生身の人間として、不安定な部分も携えながら、
感情が幻であるという事実を知り、
フラワーレメディの持つ、
生態性の調和も理解できれば、
人生で遭遇する多種多様な問題を、
成長へのチャンスとして、楽しめるのかもしれませんね。
その後、17年を迎えますが、
一度も発作は起こっていません。
当時怖がっていた、
発作が起きる前兆のような感覚も、
もうすっかり忘れました。
人間とは、忘れられる動物で良かったです。