【自律神経を知る】脊椎とセルフケア/独楽に学ぶ自律神経の調和/無理なく自然な手足交互運動は心臓寿命を可能にする

脊椎とセルフケア 自律神経を知る

沖縄在住の光雨ゆうすけです😊
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ロボット開発歴15年
心理カウンセラー歴21年の経験を活かし
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背骨のしなやかさの不思議

独楽(こま)はご存じですよね。

そうです。
正月に楽しむ、あの独楽です。

彼らは回転運動によって、
地球の重力と折り合いを付けながら、

自分自身を垂直に立ち上げることができます。

背骨は、たくさんの椎体の重なった構造を持ち、
ひとつひとつの椎体は固い骨なのですが、

背骨という構造をとることによって、
驚くほどのしなやかさを有することができます。

そしてその、

しなやかさを実現させるために必要なことが、
前述の回転運動にほかなりません。

脊椎動物の身体も、
この回転運動を利用して、
自らの脊椎をケアしているのですが、

脊椎のケアとは即ち、
自律神経のケアを意味します。

つまり、手足を交互に動かして歩くことで、
背骨を真っ直ぐにさせる力が働くのです。

しかも自然と、
手と足が反対に動くようになっていますが、

肩と腰が反対方向にねじられることによって、
一層効果が高まるようになっています。

赤ちゃんのハイハイや、
犬や猫たちの四足歩行も同じです。

ですから、せっかくウォーキングをするのならば、
荷物を持たずに手を振って歩きましょう。

荷物を持ってしまうと、
肩のラインの動きが制限され、
弛緩が起きにくくなるからです。

また、歩く際には、
足の親指に意識を向けて歩きます。

親指が地面を蹴っている
そんなイメージをしながら歩くのです。

これによって、
骨盤も修正されます。

ちなみに下駄や草履⬇️を履いて歩くと、
自然と足の親指に意識が向きます。

とくにデスクワークの多いかたは、
休憩時間を利用して、
しっかり手足を振って歩きましょう。

わが家のご近所には、
かなり腰の曲がったおじいさんがいらっしゃるのですが、
彼は毎朝、元気に散歩をされています。

曲がった腰をサポートするために、
杖をついて歩いていらっしゃるのですが、

何と彼は杖を2本、
左右の手にそれぞれに持ち、

さながらスキーのストックのように巧みにつかって、
手足の交互運動を実践しているのです。

セルフケアを長くつづけているかたは、
理屈としてではなく、

身体自身がよい方法をご存じなのでしょう。

効率重視の器具の持つ矛盾

これと相反するように、
赤ちゃんを歩行器に入れて、

無理矢理歩かせようとする
若いお母さんが多いのには驚きます。

こんな器具⬇️です。

本来すべきハイハイによる完璧な手足交互運動が、
歩行器によってできなくなるばかりか、

まだ完成していない腰に、
多大な負担をかけることになってしまいます。

同じ理由から、
トレーニングジムには必ず設置されている
ベルトコンベア式の歩行装置も、

脊椎動物である人間にとっては、
無意味といっても過言ではありません。

こんな装置⬇️です。

確かに、余分な脂肪の燃焼には、
役立つかもしれませんが、

姿勢の改善には悪影響さえ及ぼします。

本来、蹴り出して歩くべき地面のほうが動いてしまうため、
骨本来の構造が混乱してしまうからです。

人間の生み出した効率を求める器具には、
このような矛盾が多々あります。

自然なかたちのセルフケアを楽しみましょう。

日常的に姿勢にも気を配らず、
手足交互運動からも遠ざかっていれば、

自律神経の調和は望めませんが、

こうしたセルフケアを楽しめる生きかたに気づけば、
心臓寿命といわれる120歳まで、

生き生きと自分らしくありつづけることも、
不可能ではありません。