母乳とタンパク質/出生時の体重を二倍にするために必要な期間の意味するもの

母乳とタンパク質

ひかりあめの暢弘です。
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タンパク質バランスと哺乳類


人間の身体の成長が、
一生の中で群を抜いてはやい時期があります。

思春期の成長も確かにはやいのですが、
最もはやく、効率的な成長を必要としているのは、
他ならぬ赤ちゃん
です。

小さく産んで、大きく育てる哺乳類として、
これは当然のことです。

ですからこの時期は、
タンパク質を最も大量に必要としていると、
いいかえることができます。

そして、そのころの彼らの主食は母乳です。

人間の母乳に含まれるタンパク質は、
カロリーによる計算では、全体の5%に相当します。

つまり、この最もタンパク質を欲している時期でさえ、
全食事の5%がタンパク質であれば、
健全な成長ができることを、自然は教えてくれています。

ちなみにこれは哺乳類の中で、
最も寿命の長い人間の場合のおはなし。

僕たち人間は、出生時の体重を、
2倍にするために必要な期間が180日といわれており、

このタイム・スケジュールに則った、
最も相応しいタンパク質の割合が5%なのです。

同じ哺乳類でも、牛は47日で2倍に成長せねばならず、
そのため、牛乳のタンパク質の割合は15%にのぼります。

また、僕の大好きな猫たちは、
さらに短期間で成長する必要があります。

彼らが自らの体重を、
誕生時の2倍にするために費やせる時間は、
たった7日間しかありません。

そのため、猫の母乳のタンパク質の割合は、
何と40%もあります。

つまり、何がいいたいのかというと、

一般成人の日々摂取するタンパク質の割合が、
厚生労働省の指導では多過ぎる
のではないかということです。

3大栄養素のバランスとして、
厚生労働省は、炭水化物を50から60%、脂質を20から25%、
そして、タンパク質を15から20%の比率で摂取せよといいます。

この情報を信じていた僕の母親は、
幼少期の僕に、せっせと牛乳を飲ませました。

その結果、僕のアレルギー体質は悪化し、
喘息と乾癬に苦しみました。

別の機会にお話ししますが、
その生命にとって必要以上のタンパク質は、

排毒を司る肝臓や腎臓がフル回転しても、
処理しきれない毒素となります。

また、アレルギーは特定タンパクに対する過剰反応ですし、
毒素の排毒できない状態は、皮膚病を慢性化させます。

つまり僕の幼少期は、
社会の勧める健康指標のせいで、
喘息や乾癬と長期に渡って向き合わねばなりませんでした。

昨今のプロテインブームは世界的動向


コロナ禍と免疫力がセットになって、
プロテイン(タンパク質)強化食品が世界的に流行っています。

プロテインというイメージが、
筋骨隆々なアスリートを想像させ、

そうした強化食品を摂取することで、
コロナに負けない身体づくりができるのではと、
そんな期待もあるのでしょう。

ですが僕たちは、
強烈な瞬発力を必要とする
アスリートではありませんから、

摂取した過剰なタンパク質の
活躍の場はほとんどありません。

アメリカにおける調査で、

普段の食事におけるタンパク質の必要量は、
全体の2.5%から8%であると、彼らは論じています。

この中には、世界保健機構の見解も含まれており、
彼らは4.5%と発表しています。

赤ちゃんの成長過程における
母乳のタンパク質の割合からみても、この数字は妥当でしょう。

確かに、様々な理由から、
タンパク質を多く摂取する必要のある場合も想定できます。

少々多めに見積もって、その2倍の、
10%のタンパク質が必要だったとしても、

果物や根菜を食べているだけでも摂取できます。

つまり僕たちは、特別なタンパク質摂取を、
意識する必要はありません。


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この記事の書き手

齋藤 暢弘(さいとう のぶひろ)
調和療法のひかりあめ代表。自律神経専門ナチュロパス。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、不思議な縁に導かれ沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然療法を極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な七つの代替自然療法を融合させた独自の調和療法で、完治と快癒を常に目指す風変わりな治療家。※もっと詳しく

齋藤暢弘

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