ひかりあめの暢弘です。
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あの、キング牧師の言葉です。
飛べぬなら、走ればいい。
走れぬなら、歩けばいい。
歩けぬなら、這えばいい。
とにかく、前へ進み続けるのだ。
年齢を重ねたとき、
心臓や骨を守りながら、
健康で太らない薬があるとしたら…。
それは、身体のためだけでなく、
あなたを強くし、自信をもたらし、
良く眠れ、気分良く、記憶力も良く、
寿命も好きなだけ延ばせる薬があるとしたら…。
その薬の別名、それは動くことです。
僕たち人間は、動物です。
動かねば、機能不全を起こすことは明白です。
ですが、それなりに激しい運動は、
若い人には良いかもしれないけれど、
50歳以上の人には危険だと、
多くの専門家たちは、信じて疑いませんでした。
1960年代、疫学者で内科医の、
ラルフ・パッフェンバーガー博士が、
「大学卒業生の健康調査」という、
大掛かりな研究に取り組みました。
ペンシルヴァニア大学と、
ハーバード大学の卒業生50000人の運動習慣を、
40年間もの長期に渡って調べたのです。
その結果、一週間に燃焼するカロリーが多いほど、
死亡率の激減することが証明されました。
そして、最終的には、
200万人を越える被験者を抱えたこの研究は、
活動と健康、そして寿命に対して、
最大級の信頼できるデータを遺すことになったのです。
そして1996年、パッフェンバーガー博士は、
この研究から得た、健康な生活に関する教訓を、
以下のようにまとめました。
あなたが活動的であれば、
長生き出来ることを、
私のデータは明白にした。
さらにこの研究は、
勇気の湧く知らせを与えてくれる。
座り切りの生活から、
活動的なライフスタイルに切り替えるのに、
遅すぎることはなく、
いつでも、その変化から、
何等かの恩恵を得られる。
大学卒業生研究で判ったことは、
ソファーから全く動かなかった人でさえ、
活動的で元気な高齢者になれることを示している。
そして、私たちの多くが、
年を重ねて疲れ果てた人生を送る原因となる、
文明病と呼ばれる病気とは、
殆ど無縁でいられるのだ。
活動的になり、それを保っていれば、
あなたは長生きするだけでなく、
より良く生きられるし、
見た目も良く、自信も持てる。
元気があり、頭も冴え、夜も良く眠れる。
身体は上手く機能し、
より生産的で、創造的になり、
人生を最後の最後まで、
しっかり楽しめるのだ。
年を重ねてからの運動習慣が、
良い結果を示した研究は、
パッフェンバーガー博士のもの以外にも沢山あります。
そして、それらの研究が、
明白にしたもう一つの対照的なことは、
身体を動かさない生活習慣が、
健康を損ない、老化を促進させるという事実でした。
運動と縁遠くなればなるほどに、
生理機能全体が衰弱し、様々な問題が生じます。
特に心臓血管系は著しく弱くなり、
便乗して筋肉も骨も弱くなり、
体重は必要以上に増え、
心理的にネガティブにもなりやすくなるのです。
そして、そして、
この「運動」とは、
「運」を「動かす」と書きますよね。
もしかすると運動こそ、
最高の開運法なのかもしれません。