【あしたの知恵】冬瓜の漬物/梅酢で漬込み仕上げに酒粕をまとわせる上品な一品/お正月料理にもおすすめ

冬瓜の漬物 あしたの知恵

沖縄在住の光雨ゆうすけです😊
保護猫たちと暮らす
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楽しい美味しい純菜食で
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ロボット開発歴15年
心理カウンセラー歴21年の経験を活かし
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そしてYouTubeに挑戦中です🔰

冬瓜を冬瓜らしく食べるために

猫のリモートケアのお礼にと、
お客様から冬瓜をちょうだいしました。

漢字では「冬の瓜」と書きますが、
立派な夏野菜です。

夏に収穫した冬瓜は、
堅い表皮にまもられ、

冬まででも保存できることから、
こんな名前になったんですね。

実が大きく育つのも特徴で、
今回いただいた冬瓜も、
僕の頭部より大きかったですが、

もっと大きな冬瓜もめずらしくありません。

沖縄では、
汁物や煮付けにして食べることが多いですが、

小家族のわが家では、
カレーやシチューにしたり、
漬物にして楽しみます。

今回は梅酢で漬け込みました。

縦割り16分割がポイント

まず、縦にふたつに割ります。

いつも思うことですが、
冬瓜の断面はみごとです。

これをさらにふたつに縦割りにして、
種とウロをはずします。

さらにふたつに縦割りにして、
今度は皮をむきます。
このサイズになるとピーラーが活躍できるからです。

リッターのこちらのピーラー⬆️は、
お求めやすい価格であると同時に、

今では入手しにくいスチール刃仕様も提供しています。

昨今のピーラーの多くはステンレス製で、
メンテナンスは楽なのですが、
切れ味がもうひとつです。

スチール刃は使用後に上手に乾燥さえできれば、
錆びることもなく、

末永く、
その切れ味を楽しめます。

とくに冬瓜のような大物は、
スチール刃でしっかり皮をおとしたいところ。

漬物の場合は、
少々厚めに皮をむいた方が、
ぜったいに美味しく漬かります。

そして、

さらにさらにふたつに縦割りにし、
最終的に16本に縦割りにして、

1~2センチにざく切りにしたら、
ビニル袋につめ、
梅酢を入れて袋の上から揉み込みます。

鷹の爪と柚子の皮で風味をアップ

辛味の大丈夫な人は鷹の爪を、
そしてもしあれば、
柚子の皮も一緒に漬込みましょう。

鷹の爪⬆️は、
へたのついたものをおすすめします。
風味が全然違います。

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スライスした柚子の実を乾燥させたものもありますが、
皮だけをフリーズドライさせた商品⬆️をおすすめします。

ビニル袋の中の空気を抜いて口を結び、
このまま冷蔵庫で、
2週間ほど漬込めば完成です。

一日に一回、
天地返しをしてあげてください。

冬瓜の梅酢漬けは、
歯応えのある梅干しみたいで、

この状態で、
おにぎりの具にしても、
とても美味しいです。

そして漬汁の出番

2週間も漬込むと、
漬汁がたっぷりたまります。

僕はこの漬汁に酒粕⬇️をとかして、
酒粕ペーストをつくり、

漬物全体にからませます。

冬瓜が主役ですので、
酒粕もでしゃばることはまったくなく、

冬瓜だけでは演出できない、
クリーミィな仕上りに、
きっと感動されることでしょう。

たとえば、

泡盛の10年クラス古酒があったとき、
そんな高価なお酒にみあう肴(さかな)となると、

多くの人は悩むのではないでしょうか。

冬瓜は主役であっても主張せず、
酒粕は冬瓜をひきたて、

冬瓜を漬込んだ梅酢が、
ひっそりと居場所を宣言し、

そしてそのすべてを、
酒粕ペーストがやさしく包む。

そんな素敵な四重奏は、
なかなかあるものではありません。

見た目の上品さは、
お正月料理にもおすすめですよ。

朱塗りの平皿にのった、
真っ白な冬瓜をみるだけで、
しあわせな気分になれます。