幼いころに好んで食べたモノは、そうであったことを、すっかり忘れた大人になっても、ある日突然食べたくなったりしますよね。
僕の場合は、すりおろしたリンゴにバナナを添えて、はちみつをかけたもの。
猫たちにもそんな傾向があって、昨年、19歳で亡くなった家猫のチアが、それを教えてくれました。
猫の19歳といえば、人間でいえば90歳くらい。
そんな彼女が、小さなころによく食べたものが鳥のささみでした。
毎日、たくさんの猫のお世話をしていますが、コンディションに合わせてフードを調整する必要があります。
そんななかで、チアが食欲不振になったとき、彼女の幼いころを支えた、鳥のささみを加えてあげると、しっかり食事を摂ったのでした。
僕も高齢になり、チアのいる世界へ旅立つ日も近付いています。
あちらの世界でチアに再会したら、こんな思い出をいっぱい話しながら、しっかり抱きしめてあげたいです。
寿命とか死とか、ネガティブなイメージがつきまといますが、この年齢になると楽しみにもなるようです。


