沖縄在住の光雨ゆうすけです😊
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雪平鍋と片手鍋の教える麺の仕上り
幸か不幸か僕の人生の大半は、
外で仕事もしながら主夫もこなす必要があったため、
いきおい料理に関する経験は、
プロの料理人よりあるかもしれません。
この日の日刊コラム⬇️で予告したとおり、
今日は麺ゆでの真実を科学的に証明します。
乾麺や生麺のパッケージには、
例外なく「たっぷりの熱湯でゆでてください」と書かれています。
ですが実際にゆでてみると、
うまくいかないことがあります。
つまり熱湯の量もさることながら、
もっと大切なことが、
美味しく麺をゆでるためには必要です。
麺のゆであがりは湯量よりも、
鍋の断面形状と対流の起こり方に大きく左右されるのです。
断面形状の丸い雪平鍋と、
側面のストレートな片手鍋で比較してみると、
それがよくわかります。
同じ容量の雪平鍋と片手鍋を用意し、
同じ容量の熱湯を沸かし、
麺をゆでてみることで結果がでます。
このふたつの鍋では、
鍋のなかで起こる熱湯の対流に、
大きな差がでるのです。
雪平鍋より片手鍋の麺が踊るワケ
ふたつの鍋の断面形状の差から、
以下の物理が関係してきます。
それは、鍋の内側の壁が、
どうお湯を押し返すかということです。
- 丸みのある断面
- 内壁がカーブしているため上昇した熱湯が柔らかく流れて戻っていく
- 流れが丸く拡散し局所的な強い流れができない
- ストレートな側面
- 上昇した熱湯が壁で強く反射し下方向にそのままの流れをつくる
- 縦方向の強い循環が生まれやすい
対流の強さのもたらすモノ
強い対流のメリットは、
麺がくっつかず、
ゆでムラが出にくいコトです。
麺が踊るほどの対流があると…
- 麺同士がくっつかない
- 麺の表面に常に新しい熱湯が触れる
- デンプンの溶け出しが均一になる
- 麺のコシが安定する
つまり、
どんなに湯量が多くても、
鍋の断面形状が熱湯の対流を殺してしまえば、
麺は動かず美味しくゆであがることはないのです。
- 断面が丸いため流れを弱めやすい
- アルミ素材が多く熱伝導がよいため鍋全体が均一に加熱される
- そうした均一さのせいで局所的な強い上昇流が生まれない
- 底が浅いものが多いため水柱が低く縦の循環が小さい
麺をゆでるコトに雪平鍋は不向きですが、
こうした特徴を活かすコトで、
たとえば少量のタレを仕上げたり、
餡かけの餡をつくったりすることは得意中の得意なのです。
まとめ
現実問題として、
家庭の火力は様々ですし、
鍋のカタチも家庭ごとに違います。
その上、このような対流の強さという概念は、
製品パッケージの表面では説明しきれないでしょう。
そうなると、
たっぷりの熱湯でゆでてください…としか、
説明のしようがないともいえます。
ぜひ、今回の投稿を参考に、
美味しい麺をゆでてみてくださいね🙂


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