脊椎とセルフケア/独楽に学ぶ自律神経の調和/無理なく自然な手足交互運動の可能性とは

脊椎とセルフケア

調和セラピー光雨の「ゆうすけ」です。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

独楽(こま)は、ご存じと思います。

そうです。
正月に楽しむ、あの独楽です。

彼らは、回転運動によって、
地球の重力と、うまく折り合いを付けながら、
自分自身を垂直に立ち上げることができますよね。

背骨のしなやかさの不思議

背骨は、たくさんの椎体の重なった構造を持ち、
ひとつひとつの椎体は、固い骨なのですが、

背骨という構造にとることによって、
驚くほどのしなやかさを有することができます。

そしてその、

しなやかさを実現させるために必要なことが、
前述の回転運動にほかなりません。

脊椎動物の身体も、
この回転運動を利用して、
自らの脊椎をケアしているのですが、

脊椎のケアとは即ち、
自律神経のケアを意味します。

つまり、手足を交互に動かして歩くことで、
背骨を真っ直ぐにさせる力が働くのです。

しかも、自然と、
手と足が反対に動くようになっていますが、

肩と腰が反対方向に捻じられることによって、
一層効果が高まるようになっています。

赤ちゃんのハイハイや、
犬や猫たちの四足歩行も同じです。

ですから、せっかくウォーキングをするのなら、
荷物を持たずに、手を振って歩いてください。

荷物を持ってしまうと、
肩のラインの動きが制限され、
関津弛緩が起きにくくなるからです。

また、歩く際には、
足の親指に意識を向けて歩きましょう。

親指が地面を蹴っている
そんなイメージをしながら歩くのです。

これによって、
骨盤も修正されます。

ちなみに下駄や草履を履いて歩くと、
自然と足の親指に意識が向きます。

特にデスクワークの多い方は、
休憩時間を利用して、
しっかり手足を振って歩きましょう。

ちなみに、わが家のご近所には、
かなり腰の曲がったおじいさんがいらっしゃるのですが、
彼は毎朝、元気に散歩をされています。

曲がった腰をサポートするために、
杖をついて歩いていらっしゃるのですが、

何と彼は杖を2本、左右の手にそれぞれに持ち、
スキーのストックのように使って、
手足交互運動を実践しているのです。

セルフケアを長く続けている方は、
理屈としてではなく、

身体自身が良い方法をご存じなのでしょう。

効率重視の器具の持つ矛盾

これと相反するように、
赤ちゃんを歩行器に入れて、

無理矢理歩かせようとする
若いお母さんが多いのには驚きます。

こんな器具です。

本来すべきハイハイによる完璧な手足交互運動が、
歩行器によってできなくなるばかりか、

まだ完成していない腰に、
多大な負担をかけることになってしまいます。

同じ理由から、
トレーニングジムには必ず設置されている
ベルトコンベア式の歩行装置も、

脊椎動物である人間にとっては、
全く無意味といっても過言ではありません。

こんな装置です。

確かに、余分な脂肪の燃焼には、
役立つかもしれませんが、

姿勢の改善には、悪影響さえ及ぼします。

本来、蹴り出して歩くべき地面の方が動いてしまうため、
骨本来の構造が混乱してしまうからです。

人間の生み出した、効率を求める器具には、
このような矛盾が多々あります。

自然なかたちのセルフケアを楽しみましょう。

日常的に姿勢にも気を付けず、
手足交互運動からも遠ざかっていれば、

自律神経の調和は望めませんが、

こうしたセルフケアを楽しめる生き方に気付けば、
心臓寿命といわれる120歳まで、

生き生きと自分らしくあり続けることも、
不可能ではありません。

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この記事の書き手

ゆうすけ

調和セラピー光雨代表。自律神経専門セラピスト。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、右目の故障から37歳でリタイアし、不思議な縁に導かれて沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然由来の代替セラピーを極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な7つの代替ナチュラルセラピーを統合させた、独自の「調和セラピー」を提供する。

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