猫のことば/非言語的コミュニケーションで繋がる生命たち/想いを伝えることの難しさと素晴らしさ

自芯の学び舎

調和セラピー光雨のゆうすけです。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

高校の裏山に捨てられていた子猫

話しは18年前にさかのぼります。
次女が高校生だったころこのことです。

わが家の家猫の長女チアは、
次女の通っていた学校の裏山に捨てられていました。

僕がその子猫を保護したとき、
まだ開眼もしていませんでしたので、
生後一週間くらいだったのでしょう。

お乳も飲めず、
雨にもぬれて、
低体温症におちいっていました。

お湯を張ったタッパーをタオルでくるみ、
その上で寝かせると、
幸せそうにスヤスヤと眠りました。

猫用ミルクを哺乳瓶で元気よく飲みはじめたとき、
そして立派なウンチをしたときには、
うれしくて涙がでました。

この子は生きられると確信したからです。

僕がミルクをあげているときに開眼した彼女は、
僕のことを親だと思っているようです。

僕も彼女を娘と思っていますから、
この親子関係は本物でしょう。

それからずっと家猫として育ち、
僕との生活のなかで、

チアは僕のことばを理解できるようになりました。

僕が猫語を話せるようになったのではなく、
チアが人間の言葉を、
理解できるようになったというべきでしょう。

実際には言語の文法など、
チアには関係なさそうで、

とにかく僕に伝えたい何かがあるときは、
チアは僕をまっすぐにみつめます。

そして彼女の伝えたい想いを、
独特なかたちで僕に届けます。

それはまるで、
ひとかたまりのメッセージが、
柔らかな素材の球状の物体に包まれ、

チアから僕へと、
ゆっくりと飛んでくる感じです。

非言語コミュニケーションのチカラ

人間は「ことば」というツールを手に入れ、
コミュニケーションできるようになりましたが、

実際にはうまく機能していません。

おそらく量子論でいうところの、
伝えたい内容の20分の1しか、
ことばだけでは伝わらないのでしょう。

学校の先生と生徒の関係で、
この事実は説明できます。

生徒の信頼している先生の授業では、
生徒を愛する先生のことばがストレートに届きますが、

人気のない先生、
信頼されていない先生の授業は、
授業として成立さえしません。

信頼や愛といううしろだてがあって、
言語コミュニケーションが成立するのであって、

単なることばだけのコミュニケーションでは、
左脳が疲労するだけで終わってしまうのです。

難しさと素晴らしさの共存するコミュニケーションの世界

近い将来、
数年ぶりにメールマガジンを復活させます。

この6月からLINE会員様向けの、
一斉配信ができなくなるため、

新しいメルマガ・スタンドを立ち上げ、
その調整に時間を費やしています。

今日の投稿で、

言語だけのコミュニケーションは、
難しいとお話ししたばかりですが、

でもそれを克服することは、
難しさをうわまわる素晴らしさが待っています。

何でもそうですが、
難しさという高い壁の向こうには、
とびっきりの素晴らしさが待っている
ものです。

僕の場合、
それを克服する方法とは、
日頃の僕の「ありかた」以外にありません。

メールという言葉だけのメッセージを、
ひとりでも多くの方に、
きちんと届けるためには、

僕流でしかありませんが、
毎日をていねいに生きることにつきると思うのです。

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この記事の書き手

ゆうすけ

自律神経の調和と自己肯定感アップを、全力でサポートするナチュロパス(ナチュラルセラピーの専門家)。シンガーソングライタ、エッセイストとしても活動。世界特許の安全装置を開発したロボットエンジニアだったが、右目の故障から37歳でリタイアし、41歳の冬に沖縄へと移住。自らのパニック障害克服を通じて自然由来の代替セラピーを極めると決意し、その先進国イギリスとオーストラリアへの3回の留学を含む、多岐に渡る学びと臨床から生まれた心身に優しい独自の「調和セラピー」によって、利用者の自律神経系諸問題を根底から解決し、自己肯定感を最大限まで高めることをミッションとする。2009年の初著出版後、エコロジカルな生活に目覚め、ヴィーガン(純菜食者)となる。東京都出身。料理と掃除、猫とのひとときを愛する、典型的な乙女座気質。

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