生理痛再考/そのシンプルなメカニズムを知って日常に活かすだけで悩みは簡単に手放せる

調和セラピー光雨の「ゆうすけ」です。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

生理痛のメカニズム

今日は久しぶりに、
治療家としての投稿です。

最近、ひかりあめの利用者さんで、
生理痛の悩みを訴える方が続いたので、

このブログで、
お伝えする時期と察しました。

月経という周期的、
かつ大切な生殖機能に、
こともあろうに強い痛みがともなってしまい、

それによって日常生活に、
支障が出てしまう…などということは、

生物として異常な事態と考えるべきです。

つまり、
それだけ日常の生活スタイルの中の何かが、
自然則から遠ざかっていることを証明しているのですから、

薬でごまかすような処置が、
身体によいわけがありません。

ということで、
生理痛のメカニズムを、
再考してみましょう。

卵胞細胞が誕生して成熟して排卵すると、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌(ぶんぴつ)よって、
子宮内膜組織がどんどん増殖します。

そこで卵子と精子がであい、
受精卵となって子宮内膜に着床すれば、
妊娠することになりますが、

着床が起こらなければ、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌は止まり、
同時に子宮内膜組織の増殖も停止し、

その壊死した組織が剥離(はくり)し、
身体の外へと排出されるというプロセスが、

月経サイクルの中で起こっていることです。

生理痛の強い痛みの背景

こうした生理周期でやってくる月経に、
強い痛みがともなってしまう背景にはいくつかあります。

性周期は下垂体がつかさどり、
ここで分泌される性腺刺激ホルモン、
もしくは交感神経がたかぶりやすさなどから、

自律神経に問題が生じると、
経血量に異常が生じます。

多すぎたり少なすぎたり、
あるいはなかったり、
…という状態になるのですが、

壊死した子宮内膜組織が、
スムーズに剥離されないときに、
神経に触って強い痛みをともなうわけで、

それは普段の食事が災いして、
血液がドロドロ状態(酸性に傾いている)になっているため、

組織の剥離に時間を要してしまい、
強い痛みを生み出すきっかけとなるケースがひとつめ。

また月経時に冷えが重なり、

つまり上半身がのぼせて、
下半身の冷える、
独特な血液分布になることで、

子宮内の血液が不足して、
内膜組織の剥離が上手く行かず、
激しい痛みとなるケースがふたつめ。

また更に、

貧血も手伝うなどして血液が薄くなれば、
子宮内のホルモンバランスも崩れてしまい、

それに呼応し、
副腎(ふくじん)で分泌される性ホルモンにも異常が生じ、
生理不順となって痛みを伴うケースがみっつめ。

などなどいくつかのケースがあるのですが、

どれもこれも毎日の生活習慣が、
慢性的な生理機能の低下を、
引き起こす原因となっている場合がほとんどです。

ですからこうした問題に対して、
市販の鎮痛剤をあたりまえのように使ってしまうと、

神経をブロックして、
痛みだけをなかったことにするだけでしかなく、

子宮内環境はなにも改善されず、
逆に薬を使ったことで肝臓は疲弊(ひへい)しますし、

習慣的に鎮痛剤を服用すれば、
その薬理成分が、
組織細胞の隙間に入り込んで蓄積し、

子宮内膜組織の剥離を、
ますます困難な状態にしてしまいますし、

そんな人が体質改善を目指して断薬すると、
とんでもない激痛に苦しむことになってしまいます。

ふたつの大きな問題の流れ

ですから生理の問題に悩む女性には、
ふたつの大きな問題の流れが存在
しており、

それらを元から断たねば、
何も解決しません。

それは、①食習慣を改善すること、
そして、②思考癖を改善することです。

生理の問題に悩む女性の食事情は、
タンパク質過多のことが多く、
ミネラル不足にもおちいっています。

これを改善するには、

食前の(空腹時の)植物性乳酸菌の摂取や、
積極的な酵素摂取による腸内環境の改善と、

玄米菜食などによる、
血液の弱アルカリ化が必要です。

また、玄米などから良質なミネラルを摂取しても、

スイーツやお菓子などで、
白砂糖を食べてしまえば、

ミネラルは尿となって、
体外へ流れ出てしまいますので、
甘い物は避けねばなりません。

思考癖に関しては、
そうした彼女たちは、
交感神経が優位になりやすい状態ですので、

カウンセリングなどを上手に使って、
固定観念を手放すなどの対策が必要です。

現代社会では往々にして、
①も②も問題になることが多く、

しかも、貧血もともなっていれば、
さらに問題は複雑になりますが、

こうした局面を、
胃を荒らす鉄剤や、
造血剤でしのぐことはナンセンスであり、

玄米菜食に少食を並行させれば、
良質な血液をつくりだし、
さらに少食による造血作用まで期待できます。

また最近、
性懲りも無く、

世界最悪の食習慣といっても過言ではない、
糖質制限ダイエットが復活しており、

生理不順や生理痛に悩むかたわら、
減量を希望する女性たちを苦しめるのではないかと、
僕は心配しています。

あのダイエットだけは、
絶対に止めて下さい。

糖質制限によって身体が病的になって、
不健康になって、
衰弱して痩せるだけです。

自由意志の世界ですから、
どんな食習慣で、
なにに苦しむことも自由ですが、

まずはご自身が、
どれくらい自然則から遠のいているかを、
確認されてみてはいかがでしょうか。

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この記事の書き手

ゆうすけ

調和セラピー光雨代表。自律神経専門セラピスト。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、右目の故障から37歳でリタイアし、不思議な縁に導かれて沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然由来の代替セラピーを極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な7つの代替ナチュラルセラピーを統合させた、独自の「調和セラピー」を提供する。

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