長寿と遺伝/寿命のシナリオを決定する自身の生き方を証明した調査/遺伝子という種とその発芽の条件

長寿と遺伝

ひかりあめの暢弘です。
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加齢が進むほど遺伝子の影響は減少するという事実


これは、今世紀初頭のお話しです。

ニューヨークのマウントサイナイ医科大学では、
「健康で上手な加齢に関する調査」を行いました。

ネーミング自体が、相当ユニークですよね。

それは、別々に育てられた、きょうだい、
しかも一卵性、もしくは二卵性の双生児に関する、
大掛かりな研究でした。

この指揮をとったのは、ジョン・W・ロー博士で、

この実験の締めくくりとして、
彼の発表した声明が、

心に刺さるのは僕だけではないでしょう。

結論は明白だ。

わずかな例外を除いて、
肉体的老化のうち遺伝子に起因するものは、
約三割に過ぎず、
加齢が進むほど遺伝子の影響は減少する。

老後までの道筋は、
予め決められているという神話を、
この調査は打ち砕いた。

この財団の調査によって、
老後に対する責任の大半は自身にあるという、
強力な証拠がもたらされたのだ。

もちろん、ある種の病気、
例えば、血友病、欠色素沈着症、ハンティントン舞踏病など、

相当程度、もしくは完全に、
遺伝子によって決まるものも存在します。

ですが、癌や心疾患、高血圧、リューマチ性関節炎、
その他の病気に、仮に遺伝子が関与しても、

健康的な食事と運動によって、
少なくともそれらの症状を遅らせるか、

あるいは、発症そのものを阻止できることは判っています。

千人の被験者を六十年間追跡して得られた朗報とは


ハーバード大学の成人発達研究は、
加齢に関する研究では、世界で最も伝統があり、

1000人近い対象者を、60年以上に渡って追跡調査しました。

またこの研究は、健常者を対象とした点も、
世界的に珍しく、その後の多くの研究に刺激を与えています。

2002年に、研究を指揮したジョージ・E・ヴァイヤン博士は、
その研究を振り返って、

多くの場合、遺伝子は一般に信じられているほど、
優位な要因ではないと結論付けました。

多くの人は、心臓発作と癌を、
神からの天罰のように感じ、

老年後の苦しみは、無慈悲な運命の手か、
遺伝子の手に委ねられていると考える。

また全体として老化のプロセスは、
ときに全くコントロールできないものに感じられる。

しかし、集められたデータによって、
健康的な加齢ができるかどうかは、

多かれ少なかれ、
制御可能な要因によって、
予測できることが判ったのだ。

この二つの声明に、
長寿と遺伝の関係性を見出すことはできません。

つまり、遺伝は種でしかなく、
その種を発芽させるかどうかは、

その環境となる、土や水、空気、光に左右されるということ。

人間にあてはめるのであれば、

どんな夢を持ち、
誰とパートナーシップを組み、
どれだけの人に手を差し伸べたか、

そして、何を食べ、
どれだけ良い眠りとともにあり、
どれだけ笑い、どれだけ運動したのか。

こうした、種の発芽と関わる環境は、
その殆どが後天的なものなのですから、

どんな遺伝子を携えていようが、
長寿は僕たちの手中にあるのです。


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この記事の書き手

齋藤 暢弘(さいとう のぶひろ)
調和療法のひかりあめ代表。自律神経専門ナチュロパス。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、不思議な縁に導かれ沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然療法を極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な七つの代替自然療法を融合させた独自の調和療法で、完治と快癒を常に目指す風変わりな治療家。※もっと詳しく

齋藤暢弘

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