調和セラピー光雨の「ゆうすけ」です。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
歯を食いしばって働くチューインガム工場の女性たち
今日の話題は、
誰もがよく知る白砂糖です。
35年前になりますが、
僕はチューインガム工場に、
ロボットを搬入した経験があります。
僕の開発したロボットたちは、
食品関係の現場に納品することが多かったのですが、
チューインガム工場は初体験でしたので、
楽しみにしていました。
多くの食品工場の現場では、
明るく元気に働く女性たちの姿が目立つものなのですが、
そのチューインガム工場の女性たちは、
例外なくだれもが、
歯を食いしばった、
独特な表情をしていました。
興味を抱いた僕は、
現場の女性の一人に、
その理由をたずねてみました。
すると、驚くべき答えが返ってきたのです。
歯を食いしばってないと、
虫歯になっちゃうんです、わたしたち。
たしかにその現場は
粉砂糖が霧のように舞っていたのです。
大量の砂糖と向き合う彼女たちは、
その害から身を守るために必死だったのでした。
白砂糖のもたらす社会への影響力
ちなみに、
そんなチューインガム10枚には、
角砂糖6個分の白砂糖が使われるそうです。
大さじに換算すると4杯分です。
爽やかな味で後をひくスポーツドリンクの場合、
1.5リットルのペットボトルサイズなら、
角砂糖15個分（大さじ9杯）の白砂糖が使われます。
一般的なジュースのたぐいにいたっては、
その7割増の白砂糖が使われます。
チューインガム工場の虫歯問題は、
特殊かもしれませんが、
これだけ白砂糖を使った食品が多いという背景には、
白砂糖の持つ依存性を利用したマーケティングが、
この世界に蔓延（まんえん）しているためであり、
簡単にいえばそのたぐいの食品を、
もっと欲しくなる製品に仕上げているのです。
本来なら薬局で販売すべき白砂糖
ではなぜ白砂糖に、
そんな依存性があるのでしょう。
答えはシンプルです。
薬品だからです。
ですから薬品である以上、
副作用もあります。
白砂糖は食品ではなく、
精製された薬品であり、
他の薬品と同じで、
化学式による完璧な表現が可能です。
一般的な食品は、
素材レベルでも多くの成分が混入されていますから、
化学式などではとうてい表現できません。
実際、
そうした一般的な食品を、
僕たちが消化吸収するためには、
3～4時間を必要とするのに対し、
精製された白砂糖は、
摂取後ただちに吸収されます。
この点も薬とまったく同じです。
砂糖は原料の絞り汁を煮詰めて作る含蜜糖と、
絞り汁から糖蜜を分離精製させた分蜜糖があります。
黒砂糖、きび糖、てんさい糖、
そしてメイプル・シロップなどが含蜜糖であり、
ミネラルも多く含んでおり、
これらは食品といえます。
しかし分蜜糖である白砂糖は、
その製造プロセスを知ると、
気持ちが悪くさえなります
原料の絞り汁に、
石灰、炭酸、亜硫酸、亜硫酸ガスを使って煮詰め、
糖蜜の中の不純物を取り除き、
ホウ酸鉛、塩素などで透明な蜜液にした後、
ミネラルやビタミンが残るとべたつくため、
これらの栄養素を分離させ、
最終的には塩酸やその他の無機酸を使って、
真っ白に漂白したものが白砂糖です。
不自然極まりない、
異常な精製物といっても過言ではないでしょう。
そのため前述のとおり、
白砂糖には、
薬品と同じ2つの害が存在します。
- 一度食べると止められなくなる依存性
- 白砂糖によって引き起こされる副作用
代表的な副作用は、
体内のミネラルがうばわれることです。
精製された物質は、
ミネラルと結着することで、
化学的な安定化を図ろうとするために起こる現象です。
糖尿病、低血糖症、妊娠異常などの危険な問題を筆頭に、
虫歯や骨折、骨粗鬆症、高血圧症、アレルギー症、
記憶低下、慢性的な疲労感、反射神経の鈍化、
不眠、頭痛、便秘、吐気、肩凝りなどが、
白砂糖の摂取過多によって、
引き起こされる可能性が圧倒的に高くなります。
このように白砂糖は、
本来なら薬局で販売されるべき代物ですから、
普段の食生活からは、
極力排除すべきではないでしょうか。
白砂糖の代用となる甘味料は、
以前から何度かご紹介していますよね。
黒糖などの含蜜糖や、
果物を上手に活用し、
健康と安全、安心を手に入れましょう。
白砂糖から遠ざかることは、
身近に取り組める予防医療の柱といえるかもしれません。
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