ひかりあめの暢弘です。
当サイトへのご訪問、感謝します。
空を飛べないことを悩む猫はおらず、
夜、目が見えないからと悩む鳥もいません。
当たり前のことでしょうか。
猫や鳥に関しては、こうして問題無く、
客観的に判断できるのに、
何故か人間は、
他人にできることが自分にできないと、
自信を失い、酷く落ち込んだりします。
そして、そもそも、
自信とは何なのでしょう。
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日本人と外国人は、
その違いは一目でわかるものです。
男性と女性も、
そして、大柄の人と小柄の人も、
その違いはすぐにわかります。
人間の心理傾向として、
一見して、明らかに自分と違う人とは、
自身を比較しようとはしませんが、
見かけが似ていれば似ているほど、
そして、存在が身近であればあるほど、
比較してしまうようです。
しかし実際は、全生命がすべて異なる存在です。
見かけが、どれだけ似ていても、
存在が、どれだけ身近でも、
せっかちな人もいれば、思慮深い人もいます。
社交的な人もいれば、孤独を愛する人もいます。
双子であっても、性格の異なるケースは多々あります。
外国人と自分を、そして、
動物や魚と自分を比べることの無いように、
同じ存在はふたつと無いのですから、
自分以外の存在と自分を比べる必要はありません。
比べるべきは他者ではなく、
昨日の自分と今日の自分、
今日の自分と明日の自分です。
自分が自分であるという事実を受け容れ、
信じて楽しむコトこそが、
自信の礎であり、
僕たちの選ぶべき道です。
他人にできることを羨むのは筋違いであり、
自分にしかできないことを尊重し、
積極的に成長させましょう。
昨日より、今日。
今日より、明日に向かって。
そして、
自信を持つということは、
確かに自分を認め讃えるという意味を持ちますが、
自分だけを評価した生き方は、
最終的に自己崩壊します。
自分を認める生き方のその土台には、
自分以外の存在も、
認め讃えるという前提があることを、
忘れてはなりませんよね。
昨日のブログのテーマだった「支え合い」は、
別の角度からみると、
それは「認め合い」でもあるのです。