調和セラピー光雨のゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
人間は成長への決意を邪魔する領域をそれぞれ有している
前回の投稿に引き続き、
より良い自分への成長方法について、
その核心となるお話しをお届けします。
僕たちは、その脳の構造上、
コアとなる延髄(えんずい=古代脳)から、
行動をつかさどる、脳の外側の大脳まで、
インサイド・アウト(内側から外側へ)の法則を、
満足させる必要があります。
大脳の管轄(かんかつ)となる行動を、
その内側の間脳(かんのう)の管轄となる感情が満足し、
その感情を満足させるための、
その内側となる延髄の管轄となる、
行動を起こさせる感情のキッカケとなる、
「なぜ」の揃った状態が理想的だと、すでにご説明しました。
つまり、日常を支える、
行動原理のどこかに歯抜けがあると、
表面だけの活動をしてしまいがちになり、
充実感とは縁遠い生き方になってしまうわけです。
そして、そうした行動の根底を支える「なぜ」の、
さらに内奥の「あなただからこその決意」が明確であれば、
さらなる充実感を得ることが可能なのですが、
得たい充実感を得られない、
得たい幸せに包まれてない、その原因は、
得たいそれらに、相応しい自分になる「決意」が、
あなたには足りないのかもしれず、
その「決意」を邪魔する存在こそが、
今回の連載の表題となる「コンフォート・ゾーン」なのです。
「コンフォート」とは「居心地の良さ」を意味しますが、
そんな居心地を約束する領域(=ゾーン)を、
僕たちは各人の価値観として所有しています。
「コンフォート」の響きからして、
いかにも快適なイメージを受けますが、
実際には、そうとは限らず、
どちらかというと不快な場合の方が多かったりします。
それは、人間が変化を求めない生き物であるため、
その状態が、例えネガティブであろうと、
「いつもの自分」であることに、安心感を見出してしまうためです。
その結果、自身のコンフォート・ゾーンの、
外側にあることに対しては、
本能的な防御機能が働いて、
関心を抱いても、自分で無理矢理掻(か)き消したり、
何かの勢いで、ゾーンから離れることに一時的に成功しても、
心のブレーキが強烈にかかって、
それって、難しくないかな。
自分には合っていない気がする。
こんな心の声が聴こえて、
ついつい、ゾーンの内側に戻ってしまうのです。
心のブレーキは、他ならぬ自分の心の声ですので、
無視するわけには行きません。
そんな声に対する客観的な姿勢を育みつつ、上手に付き合い、
得たいものに相応しい自分になるために、
セルフ・イメージを徐々に変える必要があるのですが、
そのためには、どうしたら良いのでしょうか。
価値観の生みの親は自分ではないという事実
ここでやるべきことは、
自分の価値観を素直に認めた上で、
その価値観に疑問を持つことです。
なぜなら人間の価値観の多くは、
その価値観を初めて味わったそのときに、
関わった他人(親や先生など)によってつくられたもので、
こともあろうにそれを、
人生のルールとして引きずっている人も少なくありません。
人生のルールとは、いいかえるなら、
自分を制限してしまう観念(=考え方)なのですから、
コンフォート・ゾーンから脱出できなくなる、
最も大きな力になっていても不思議はありません。
ですから、
いつ、どんなときでも、
今、そこで起こっている物事には、
必ず複数の側面が存在することを理解し、
自分の成長に相応しい側面を、
選択する覚悟を決めてしまいましょう。
これは、人生最悪の出来事になるかもしれないことを、
最高の出来事に変えるチャンスでもあります。
つまり、
その制限を活かせるのか。
ピンチをチャンスにシフトできるか。
という、宇宙からあなたへの質問なのです。
起こっている物事の複数の側面の存在を、
いつも感じるように心がけ、
たとえ強く感情が動いても、
自分固有のものの見方が、
そうしているだけだと察すれば、
その出来事に沿った、
自身の成長に相応しい側面を選択して、
制限を活かし、
ピンチをチャンスにシフトさせることは、
難題でも不可能でもありません。
そして、この大胆な発想の操作こそが、
あなたのコンフォート・ゾーンの
輪郭(りんかく)を曖昧(あいまい)にします。
元来、そういったゾーンの境界は、
自分から積極的に関わろうとしないために、
明確ではありませんので、
そうした象徴的な部分を逆手にとって、
利用してしまうのです。
そして、曖昧にさえなってしまえば、
もうこっちのものです。
どこまでがゾーンかわかり難いのですから、
少し広めに宣言してしまえば、
その瞬間から、
あなたのゾーンは拡大しちゃいますよね。笑
自分を変える必要などないのです。
そして、表題とは矛盾しますが、
コンフォート・ゾーンから卒業する必要もありません。
そのゾーンを自分と折り合いをつけながら、
少しずつ広げて行けば、
あなたの居心地は保たれたまま、
最高の人生を楽しめるようになるはずです。
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