フラワーレメディの深いお話し②/臨床の中で誕生した服用エッセンスのエネルギー強度の変遷

フラワーレメディの深いお話し② 調和セラピー/フラワーレメディ

調和セラピー光雨のゆうすけです。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

フラワーレメディと患者の接点

前回の投稿で、調合ボトルのことを、

ドース(服用)ボトル、あるいは
トリートメント(治療)ボトルと呼ぶと紹介しましたが、

フラワーレメディの
エッセンス摂取に関する2つ目の謎は、
この調合ボトルについてです。

昨今では、3週間分のエッセンスを、
調合ボトルに作成して利用する方法が主流です。

光雨の標準調合ボトルは、
10年ほど前から6週間仕様となっていますが、

これはフラワーレメディの効果を、
現実的に感じていただくための、僕の臨床に準じた内容です。

フラワーレメディに関わる様々な団体が、
色々なサイズのボトルを用意していますが、

最も多い使われ方は、
30mlの遮光ガラス製スポイト付きボトルに、
3週間分のエッセンスをブレンドし、

一回4から6滴を、
一日4回以上摂取するようにすすめています。

光雨で使用する調合ボトルも、
遮光ガラス製ですが、

標準サイズとなる6週間仕様が20ml、
ワイドサイズの9週間仕様が30mlですので、

フラワーレメディに携わるものの一般的な例から比べると、
かなり小さなボトルだと判ります。

これは、亜熱帯の沖縄でも、
調合エッセンスの保存性を高めるための工夫であり、

こちらに関する詳細は、
拙著「本気で☆フラワーレメディ」に委ね、
今日の投稿では省略させていただきますが、

こうした、フラワーレメディの調合ボトルについて、
文献を探っていくと、面白い事実がわかります。

12種類のレメディの完成した1932年には、
今の形ではありませんでした。

エドワードの遺した文献を科学的に考察してみる

引用する文献は、
彼がフラワーレメディの使用方法を伝えるために作った
最初の冊子「トゥエルブ・ヒーラーズ」です。

この本は、1932年秋に執筆され、
翌年の年明けに出版されました。

こうして作ったレメディ1滴を、
水の入った8オンスの薬剤瓶に入れるだけで、
瓶の水に薬効を持たせることができます。

この薬剤瓶(やくざいびん)から、
ティースプーンで必要なだけ服用して構いません。

オンスというサイズは、英国独特の単位で、

重さを表す場合なら2種類、
容量を表すオンスも2種類存在しますが、

エドワード・バッチの記述をみるかぎりでは、
重さの単位である常用オンスのようですから、

8オンスの薬剤瓶とは、
226.796g仕様となります。

比重1の水であれば、同量の容積ですので、
つまり、当時の調合ボトルは約227㏄入る容器であり、

近年、フラワーレメディにおいて平均的に使用されるボトルと比べると、
実に7.5倍以上にも及ぶ、
かなり大きなものだったことがわかります。

また、薬剤瓶ですので、
ある程度の密閉性は期待できたはずですが、
持ち歩くには厳しいサイズだったでしょう。

ところで、

この原文だけをみるとわかりませんが、
この時点では、調合ボトルという発想が、
まだ、ありませんでした。

近年では、製薬したレメディを、
まず、保存用濃度に希釈しますが、

これが、市販される状態であり、
それは、母液を数百倍に希釈したものです。

この濃度を「ストック」と称します。

その後、ここから2滴ずつを調合し、
ブレンドされたエッセンスを
携帯できるようにしたものが調合ボトルですが、

当時の冊子で紹介している服用スタイルは、
このストック段階のエッセンスだったようなのです。

つまり、この引用文に示された
「こうして作ったレメディ1滴」とは、
製薬したてのマザーティンクチャ(母液)を指します。

ですから、かなり
エネルギー強度(ポテンシィ)の高い1滴だったのです。

ちなみに、自らを本家と名乗るネルソン社のストック濃度は、
母液を10万倍に希釈しており、
これは、昨今の調合ボトル並みのポテンシィです。

ですから、これをストックのつもりで調合してしまうと、
かなり濃度が薄くなることを意味しますので、
注意が必要といえるでしょう。

彼の書いたこの冊子は、
誕生したレメディの種類が増えるに連れ、
いいかえるなら、フラワーレメディの進化に合わせて、

エドワード・バッチ自身の手で、
この後3度改訂されましたが、

同年秋、4種の新レメディが追加され、
新たな版が登場します。

すると、こちらの冊子には、
ついに調合ボトルが登場するのです。

第3話へと続く…。

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この記事の書き手

ゆうすけ

調和セラピー光雨代表。自律神経専門セラピスト。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、右目の故障から37歳でリタイアし、不思議な縁に導かれて沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然由来の代替セラピーを極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な7つの代替ナチュラルセラピーを統合させた、独自の「調和セラピー」を提供する。

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