名前のちから/本名のしっくりこない人生もあって不思議ではない/認知症だった祖父が僕をその名前で呼ぶさまは少年だった

奇蹟を起こそう

光雨ゆうすけです。

自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。

この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。

本名を名乗って7年間の違和感

一般的には、
芸能人でもないかぎり、
本名以外の名前はないものです。

僕が中学生のとき、
母かたの祖父母がわが家にやって来ました。

祖父は認知症で、
寝たきりの状態でした。

学生服を着たまま、
僕が祖父の部屋に入ると、

彼は開口一番に「ゆうすけくん!」と僕を呼び、
涙を流しました。

真意はわかりませんが、
制服姿の当時の僕は、

彼の中の記憶にある、
しかも大きな存在の「ゆうすけ」だったようです。

その名前を口に出した祖父は、
まるで少年のようでした。

呼ばれた僕の方も、
その新しい名前を受けいれられ、
それからはずっと、
祖父と話すときは「ゆうすけ」でした。

祖父が亡くなって数十年経ち、
2000年に沖縄に移住し、
ひょんなことからシンガーになることになったとき、

僕は自然と自分を「ゆうすけ」と名乗っていました。

自然とです。

本名にもどして活動してみたけれど

2017年に、本名にもどして活動をはじめました。
それも、つい昨日までです。

本名なのですから、
活動名として違和感はないはずだし、
人生の最後の仕事くらい、
本名でしめくくるべきかと思っていました。

ですが、全然しっくりこない。

正体不明のモヤモヤが、
いつもつきまとっている感じでした。

これは読者の皆さんには、
理解できないかもしれませんが、

たとえば、

本名で自己紹介すると、
妙な緊張を覚える自分がいたのです。

同居している次女の提案で、
「ゆうすけ」をとりもどす決意をしたのが昨晩。

胸の中にあった正体不明のモヤモヤも、
うそのようにすっきりと消え、

未来が楽しみになりました。笑

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この記事の書き手

光雨ゆうすけ

沖縄本島を拠点とする日本最南端のナチュロパス(ナチュラルセラピーの専門家)。調和セラピー光雨主宰として2004年より21年間務めた。現在は、シンガーソングライタ、エッセイスト、簡単ヴィーガン料理家として活動中。1959年、東京都品川区出身。料理と掃除、猫たちとのひとときを愛する、典型的な乙女座気質。

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