光雨ゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
料理と甘味料
僕にとっての料理は、
趣味ではなく生活の一部です。
料理のできる男性がどうのこうのと、
世間で話題になったりしますが、
それは僕のように、
料理が生活の一部となっている人間は対象外。
男性の場合、
家を支えるために仕事をしつつ、
隙間時間を利用して、
レシピ本などを片手に料理を楽しむケース、
つまり趣味や娯楽として、
料理に挑戦するようなご同輩たちが、
社会に話題を提供しています。
ですから僕のように、
甘味料のたぐいに悩んでいる人は、
間違いなく生活の一部に、
料理が組み込まれている人々です。
レシピ本で材料の表記で、
甘味料は砂糖…であり、
塩は食卓塩…のように読める人々は、
調味料で悩んだりはしないでしょう。
そんな、
生活の一部に料理の組み込まれた人々も、
塩に関してはそこまで悩みません。
塩の場合、
自然塩に出会うなどして、
塩味の他にお気に入りの旨味を見つけられれば、
それで解決します。
ところが甘味料の場合、
使い方次第で風味まで変わってしまいます。
そして風味が変わることで、
レシピが台無しになることも。
それが転じて、
よい結果を産むこともありますが、
そうでないケースが、
圧倒的に多いのですから困ったものです。
黒糖との出会い
ご存知のとおり沖縄は、
さとうきびの生産が盛んです。
収穫の時期になると、
搬送するトラックからこぼれたさとうきびが、
国道に点々とするほど。
黒糖は、
さとうきびを圧搾した絞り汁を、
煮詰めて濃縮し、
冷却してつくるものですから、
液体との親和性が、
とてもよいという特徴があります。
ですから、
黒糖に浄水を加えて練っただけで、
極上の甘未ペーストが完成します。
僕の場合、
それを一口大に切った果物にかけて、
食べたことが衝撃のはじまりでした。
黒糖ペーストは、
チョコレートソースのような見た目ですが、
もっと上品で独特の香りもします。
そして果物との相性もすばらしい。
チョコレートもカカオマス(発酵したカカオ豆)の、
自然な風味が特徴ですが、
ミルクや砂糖で製品に特長をだすためか、
どうしても人為的な味になります。
一方、黒糖はさとうきびだけ。
その甘味も収穫地や時期でことなり、
そうした不安定要素も魅力のひとつです。
できのわるい黒糖は、
砂糖やショ糖をベースに黒糖を加え、
加工黒糖として販売していますが、
さとうきびだけの純黒糖のような衝撃は、
加工黒糖には感じません。
一時期、甜菜糖(てんさいとう)にはまって、
わが家の甘味料の主役にした時期もありました。
砂糖大根とよばれる甜菜(てんさい)は、
見た目こそ大根ですが、
ホウレンソウの仲間。
そのやさしい甘さはお気に入りでしたが、
複雑な料理のピースに、
ピタリとはまるケースと、
そうでないケースが両極端でした。
そうした経験から、
わが家の甘味料として粉黒糖が主役となり、
それは今も、
つづいていています。
ベジキッチンひかりあめでご紹介するレシピでも、
粉黒糖が頻出するのもそのためです。
ちなみにそんな粉黒糖でも、
加工黒糖ベースの商品が多いため、
購入する際は老眼鏡持参で売場に挑まねばなりません👍
甘味と幸福感の関係
ロボットエンジニアだったころ、
徹夜続きの仕事が明けると、
カラオケボックスに行って、
チョコレートパフェをふたつ食べました😊
カラオケボックスは24時間営業でしたので、
いつ訪れるかわからない仕事明けでも、
安心して利用できました。
そのときの僕は、
チョコレートパフェに、
疲れを癒す甘味の力を欲していました。
これは幸福感とは違いますが、
疲れたときに甘いものをたべると元気がでますよね。
それは人体における化学反応であって、
甘味料であれば程度の差こそあれ、
同じ反応は起こります。
前述のとおり黒糖は、
さとうきびの絞り汁を煮詰めたものですから、
くちどけもすこぶるよく、
その触感を追いかけるように、
独特の甘さと風味が口のなかにひろがります。
これは疲れを癒す甘味の力に、
幸福感のくわわったものです。
主張しない風味の奥底にある、
自然な甘さは、
交感神経もしずめてくれます。
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