ドラマや映画のなかで、米を研ぐシーンを見かけますよね。
水切りした釜の中で、手のひらでギュッギュと力強く押す、あの研ぎ方です。
腰を入れてギュッギュと力強く動かし、きっと米としっかり向き合っている様子を伝える演出なのでしょう。
ですが、実際にあんな研ぎ方をすると、米粒が割れ、ベチャベチャのご飯が炊きあがってしまいます。
昭和中期以前は精米技術が低かったため、米粒表面に分厚く硬いヌカがびっしり残っていました。
そのため、手のひらの付け根に体重をかけ、お米同士を強くこすり合わせないとヌカが落ちなかったのです。
ですが現代の米は、無洗米さえ流通できるまでに、精米技術が発達しました。
ですから、現代の米は優しく優しくく研ぐコトが正解。
水を張ったボウルに米を入れ、指先を泡立て器のように軽く立てて、優しく円を描くように10回ほどかき回します
これを、2〜3回繰り返せばじゅうぶん。
切った水が完全に透明になっていなくても、終了して問題ありません。
その淡い白濁さはヌカではなく、米のでんぷん質が溶け出たモノだからです。
現代の米は手軽に仕込めますが、デリケートでもあるんです😊


