光雨ゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
聞きなれない「パンケーキ症候群」という言葉
今日の表題となる「パンケーキ症候群」は、
日本人の僕たちには、
聞き慣れない響きです。
その第一印象では、
小麦の持つグルテン系疾患のように聞こえますが、
実際はそうではありません。
この問題は、
1993年のアメリカで最初に発見され、
翌々年には、
この日本でも熊本大学が報告して以来、
その発生件数は年々増加の一途をたどっています。
それは、
調理後に残ったパンケーキの粉を、
常温保存することによって、
袋の中にダニが侵入して、
そこを巣として異常繁殖してしまい、
そうした粉末を使った料理を食べて、
強いアレルギー反応を起こすことを、
パンケーキ症候群と呼ぶのですが、
日本ではその90%以上が、
パンケーキではなく、
お好み焼きの粉で起こっています。
現代人がアレルギー反応を起こす、
主要アレルゲンのダントツトップがダニで、
その後にハウスダスト、スギ花粉、
大豆、牛乳、卵…とつづくのですが、
実はこのダニのダントツトップぶりは半端ではなく、
2位のハウスダストの2倍以上におよびます。
まさに「ダントツ」なんです。
小麦アレルギーは、
それから比べると、
かなりの少数派のため、
グルテンに何の反応もしないはずの人々が、
パンケーキやお好み焼きを食べて、
ダニアレルギーに悶絶することになるのですから、
食品の保管には、
細心の注意を払いたいものです。
密封容器でさえダニたちには障壁ではない
調理後に残った粉を、
たとえ密封容器で保管しても、
ダニたちは難なくその中に入っていけます。
そんな障壁は、
ダニたちには関係ないのです。
先週の投稿でご紹介した、
クリップシーラーなどでしっかり再包装したうえで、
冷凍庫で保存し、
早めに消費するよう心掛けましょう。
この他にも、
ヨーグルトに卵黄が入っていたり、
蒲鉾(かまぼこ)に乳製品がねりこまれていたりと、
市販の食品には、
思わぬ落とし穴も多く、
例え原材料に含まれてはいなくても、
同じ製造ラインで流れていたアレルゲン物質に、
まったく関係のない食品経由で、
問題を起こす場合も少なくありません。
目に見えない存在は注視できない
僕自身もかつてはカビやハウスダストに過剰反応し、
気管支喘息を発症する体質でしたが、
10年前から始めた純菜食や減食、
そして水シャワーの励行のおかげで、
アレルギー性の喘息とは決別できています。
今では率先して、
家に発生したカビの拭き掃除もしますが、
喘鳴ひとつなく、
いたって健康です。
ダニが大量に繁殖した粉類を、
調理して食べるのことは危険極まりないとしても、
そうした目に見えぬ存在に、
目を光らせて疲弊(ひへい)するのか、
自身の体質を改善して、
気にせずに暮らしつづけるのか、
当たり前のことなのですが、
選ぶのはもちろん僕たちなんですよね。
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