沖縄在住の光雨ゆうすけです😊
保護猫たちと暮らす
穏やかな日々を楽しんでいます🌈
楽しい美味しい純菜食で
健康と寄り添い
ロボット開発歴15年
心理カウンセラー歴21年の経験を活かし
節約年金生活とブログ
そしてYouTubeに挑戦中です🔰
聞きなれない「パンケーキ症候群」という言葉
今日の表題となる「パンケーキ症候群」は、
日本人の僕たちには、
聞き慣れない響きです。
その第一印象では、
小麦の持つグルテン系疾患のように聞こえますが、
実際はそうではありません。
この問題は、
1993年のアメリカで最初に発見され、
翌々年には、
この日本でも熊本大学が報告して以来、
その発生件数は年々増加の一途をたどっています。
それは、
調理後に残ったパンケーキの粉を、
常温保存することによって、
袋の中にダニが侵入して、
そこを巣として異常繁殖してしまい、
そうした粉末を使った料理を食べて、
強いアレルギー反応を起こすことを、
パンケーキ症候群と呼ぶのですが、
日本ではその90%以上が、
パンケーキではなく、
お好み焼きの粉で起こっています。
現代人がアレルギー反応を起こす、
主要アレルゲンのダントツトップがダニで、
その後にハウスダスト、スギ花粉、
大豆、牛乳、卵…とつづくのですが、
実はこのダニのダントツトップぶりは半端ではなく、
2位のハウスダストの2倍以上におよびます。
まさに「ダントツ」なんです。
小麦アレルギーは、
それから比べると、
かなりの少数派のため、
グルテンに何の反応もしないはずの人々が、
パンケーキやお好み焼きを食べて、
ダニアレルギーに悶絶することになるのですから、
食品の保管には、
細心の注意を払いたいものです。
密封容器でさえダニたちには障壁ではない
調理後に残った粉を、
たとえ密封容器で保管しても、
ダニたちは難なくその中に入っていけます。
そんな障壁は、
ダニたちには関係ないのです。
先週の投稿でご紹介した、
クリップシーラー⬇️などでしっかり再包装したうえで、
冷凍庫で保存し、
早めに消費するよう心掛けましょう。
この他にも、
ヨーグルトに卵黄が入っていたり、
蒲鉾(かまぼこ)に乳製品がねりこまれていたりと、
市販の食品には、
思わぬ落とし穴も多く、
たとえ原材料に含まれてはいなくても、
同じ製造ラインで流れていたアレルゲン物質に、
まったく関係のない食品経由で、
問題を起こす場合も少なくありません。
目に見えない存在は注視できない
僕自身もかつてはカビやハウスダストに過剰反応し、
気管支喘息を発症する体質でしたが、
10年前から始めた純菜食や減食、
そして水シャワーの励行のおかげで、
アレルギー性の喘息とは決別できています。
今では率先して、
家に発生したカビの拭き掃除もしますが、
喘鳴ひとつなく、
いたって健康です。
ダニが大量に繁殖した粉類を、
調理して食べるのことは危険極まりないとしても、
そうした目に見えぬ存在に、
目を光らせて疲弊(ひへい)するのか、
自身の体質を改善して、
気にせずに暮らしつづけるのか、
当たり前のことなのですが、
選ぶのはもちろん僕たちなんですよね。