今から40年ほど前、僕は北海道の西春別というところで、極寒の数カ月間を過ごしたコトがあります。
釧路の北部にある、北海道東端の街への長期出張です。
乳業メーカーのプラントのオートメーション化のお手伝いが、僕の仕事でした。
そのプラントは、西春別駅から数キロ離れたロケーションにあり、僕自身は駅前の民宿に連泊していました。
朝、出勤時の気温はマイナス30度になるコトもザラでした。
ご存知でしょうか、寒すぎると雪は積もりません。
毎朝、氷の混じった海風の吹くなかを、自転車で通勤したんです。
タイヤにロープを巻き付けた、滑らない工夫のされた自転車でした。
仕事の時間配分が決まっていなかったため、民宿では素泊まりで契約し、一日一食の生活でした。
夜、民宿に帰宅すると、近くに点在する居酒屋で夕食を食べるのですが、来る日も来る日も突き出しがツブ貝でした。
一生分のツブ貝を食べましたので、今では見るのもイヤです。
そして、居酒屋ごとに大切な決まりがありました。
自衛隊専用と酪農家専用の店に別れているんです。
それは、自衛隊と酪農家の仲が悪く、鉢合わせになると必ず喧嘩になるからだそうです。
自衛隊の騒音で、牛たちが乳をださないのだとか。
また毎年必ず、酔っ払いが凍死したそうです。
長かった出張を終えて自宅に戻ると、生後数か月だった長女が、僕をみて大泣きしました。
僕の顔を、忘れてしまったのです😥
そして、体重も10キロ落ちていました😞


