今日は、かかとのお話しです。
オステオパシィ、日本語にするとそれは骨療法になりますが、かつてこの自然療法をご提供していた立場から、簡単に実践できる日常ケアをご紹介します。
同じ段差を越える場合、坂道と階段では、身体にかかる負担が全く異なることをご存知でしょうか。
坂道は身体にとっては自然な段差なのですが、それはその段差をのぼりおりする際、かかとをつかうか否かに関係します。
多くの人は階段をつま先だけで、のぼりおりしますが、坂道では足の裏全体をつかいます。
全体重を、つま先だけに負担をかける階段ののぼりおりは、足の裏全体をつかう坂道より、不自然な状態であることは、容易に想像できます。
ですから、階段を利用する際にも、意識してかかともつかうようにするだけで、疲労感が全く異なるんです。
そんなバカなと思われるかもしれませんが、ぜひ、ご自身の身体で実験してみてください。


