光雨ゆうすけです。
自律神経調和のカギは、
自分を大好きになること。
この投稿が、
あなたがあなたを大好きになるための、
ヒントとなりますように。
大英博物館で食べた仰天もやしサラダ
ご存知のとおり、
もやしは大豆や緑豆などの芽ですから、
発芽したての生命力のかたまりと言えます。
小さく細身のもやしですが、
成長のための固有の特徴も凝縮(ぎょうしゅく)され、
特有の臭いなども、
その強い個性の一部。
また、もやしは、
傷みのはやさも特徴的で、
そのため貧弱な作物と思われがちです。
ですが、考えてみてください。
もやしは発芽して成長しはじめた瞬間に、
収穫される作物です。
もっとも成長すべきときに、
栄養源から切りはなされるのですから、
彼らは栄養失調にならざるを得ません。
こうした特徴をもつ以上、
それらを理解して、
もやしと接する必要があります。
逆に理解が深まれば、
その魅力を最大限に引き出せるはずです。
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20年ほど前ですが、
両親と次女を連れて、
ロンドンを旅したことがあります。
その旅の目的のひとつが、
大英博物館だったのですが、
昼食時に館内のティールームで食べた、
Bentoというランチに驚かされました。
ネーミングからして、
明らかに日本を意識しています。
いくつかの仕切りのある木箱の中に、
白米とおかずがのせられた、
見事な和風弁当でしたが、
おかずの中のひとつが、
未調理のもやしでした。
軽く水洗いしただけのもやしを、
生で食べるものでしたが、
もやし臭が鼻について、
口に運ぶことすらできない仰天の一品でした。
世界に誇る大英博物館が、
わが国を意識してくださったのは光栄でしたが、
日本人が毎日の弁当で、
こんなものを食べていると思われてはいないかと、
不安になったことを覚えています。
つまりそのティールームのシェフは、
もやしの特徴を理解しておらず、
イギリスに出回る他のスプラウト野菜と、
同じ接し方をしたのでしょう。
素材としてのもやし
ベジキッチンひかりあめで、
もやしを取り上げたレシピは今回で3本め。
記念すべき最初のレシピ01は、
太もやしの漬物でした。
発酵というプロセスの背景には、
漬け込まれた野菜の生命力が存在します。
作っていただければわかりますが、
発酵後は日を追うごとに、
もやしの漬物は香りが変わります。
乾物大根(切干大根や角切大根)を、
もやし漬けの漬汁でもどす常備菜でした。
どちらも簡単で美味しく、
常備菜として毎日の食卓を彩ってくれるレシピです。
お焼きのできたてを食べるために
お焼きの専門店に行くと、
大きな鉄板の上で、
熱々のお焼きを楽しむことができます。
そして焼きあがったお焼きに、
好みのタレをつけて食べます。
ホットプレートが家庭にあれば、
専門店のような食べ方を楽しめますが、
ホットプレートをもたない、
わが家のような場合、
フライパンで焼いたお焼きは、
調理後はどんどん冷めてしまいます。
タレにつけるために、
お焼きを切り分けねばなりませんし、
タレにつければ、
お焼きの温度も下がります。
ですからそうした手間を省いて、
熱々のお焼きを食べすすめられるように、
今回ご紹介するレシピは、
調理時に調味まで終えています。
●
ホットプレートの購入を、
もし検討されているなら、
シンプルな製品をお勧めします。
焼肉用、パエリア用、たこやき用など、
各種プレートの付属する製品も多いですが、
つかうことも少ないですし、
収納にも困りますので😢
すべての素材をビニル袋に入れることからはじまる
動画を観ていただければわかりますが、
その前半では、
お焼きの食材も調味料も、
すべてビニル袋に入れることからはじまります。
簡単なようですが、
当てずっぽうに入れているのではなく、
その順番には意味があります。
主役となるもやしから
ビニル袋に入れる最初のアイテムは、
もちろん主役のもやしです。
一般的な袋入りもやし200グラムを、
そのままつかいました。
彩りのためのミックスベジタブル
もやしに続くアイテムは、
今回のタイトルとなる「華やか」を実現するための、
冷凍食品ではおなじみのミックスベジタブルです。
100グラムつかいました。
ミックスベジタブルというと、
グリーンピースの有無で意見が分かれますよね😊
僕は大好きですので、
グリーンピースだけでもうれしいのですが、
セブンイレブンで扱うミックスベジタブルは、
グリーンピースの代わりにブロッコリをつかっています。

たしかにグリーンピースとブロッコリは、
色味は似ていますが、
口当たりが全然ちがいますし、
調理中の火力で、
ブロッコリがしんなりするかもしれません。
その場合は、
お焼きの具材を薄めにのばして、
フライパンも大きめにして、
調理時間を短くしてあげましょう。
つなぎとなる片栗粉
もやし200グラムと、
ミックスベジタブル100グラムを、
お焼きの具材としてまとめるための片栗粉です。
大さじ3入ります。
2%の自然塩
次にビニル袋に入れるのは、
自然塩です。
動画では白い皿に白い自然塩をのせているため、
わかりにくいシーンとなりました😢
自然塩の分量は、
野菜重量の2%が適量です。
もやし200グラムと、
ミックスベジタブル100グラムですので、
総重量300グラムですから、
その2%となる自然塩は、
6グラムです。
風味を引き立てる粗びき黒コショウ
今回の隠れたポイントのひとつが、
焼きの工程でフタをしないことです。
フタなし加熱をすることで、
モヤシ特有の臭みは飛び、
逆に焼きの香ばしさが加わります。
フタをしてしまうと、
臭みの逃げ場がなくなり、
蒸されることによって風味も落ちます。
この粗びき黒コショウを、
少量加えることで、
フタなし加熱の長点を活かしつつ、
お焼き全体の風味を引き立たせてくれます。
コショウ=辛さを連想するかもしれませんが、
粗びきの黒コショウの場合、
それは風味のための調味料。
小さじ半分くらいを、
目分量で加えましょう。
調味のための酢
最後に加えるアイテムは、
大さじ2の酢です。
前述のとおり、
このお焼きは調理後すぐに、
タレをつけずにいただけます。
家庭のフライパン調理のお焼きでも、
専門店のパフォーマンスに近付くための鍵がこれです。
酢といえば酸味の代表格ですが、
このあとの焼き調理における加熱によって、
全体をマイルドに仕上げてくれます。
ビニル袋の外側からやさしくもむ
ビニル袋に入ったすべての素材を、
袋の外側からやさしくもんで全体をなじませます。
実際のやりかたは、
動画を参考にしてくださいね。
焼きは中火で太白胡麻油をつかう
焼きの工程は、
最初から最後まで中火です。
その焼きをフォローする油は、
太白胡麻油です。
お焼きの風味を活かす太白胡麻油
胡麻油といえば、
焙煎した香り豊かなものが一般的で、
その風味で仕上がる、
食欲そそる一品も美味しいのですが、
風味の個性が強すぎるため、
他の食材の存在を消してしまいかねません。
今回のレシピでは、
調理によって香ばしさをまとった、
お焼きの風味を活かすため、
くせのない太白胡麻油をつかっています。
※小さじ2
ターナーで焼く
加熱して油をなじませたフライパンに、
ビニル袋のなかの材料を入れたら、
まず菜箸をつかって、
お焼きの表面をととのえます。
そして焼きの工程全体は、
ターナーで仕上げます。
今回の動画に登場する、
僕の愛用するターナーも無印良品製です。
25年以上前の商品ですので、
今の商品とデザインが全然違いますね。
●
メインとなる焼きの工程では、
食材の上からターナーでやさしく力をくわえます。
お焼きの表面を、
ターナーで強くおさえこむような焼きかたでは、
焼きの音がわかりません。
3分間ほど焼きながら、
そんな焼きの音を楽しんでみてください。
お焼きを返すタイミングなどを、
焼きの音が教えてくれます。
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