【あしたの知恵】ジェネリックとPB医薬品/先発メーカーの背後から社会を支える後発者たち/まったく同じ効果や成分に対して形状や添加物の小さな差異が体質に影響する場合も…

あしたの知恵

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新薬開発にかかる膨大なコスト

医薬品には、
病院処方されるモノと市販薬があります。

この前者と同じ効果や成分で勝負する薬が、
いわゆるジェネリックであり、

後者とともに社会を支える薬が、
PB(プライベートブランド)医薬品です。

同じような立ち位置にみえますが、
実際には特徴的な側面がそれぞれにあります。

●

まず、前者の病院処方の薬のお話しです。

この世界で新薬を開発するために、
かかる時間とコストをご存知でしょうか。

新薬は、ゼロから新しい成分を発見し、
膨大な時間(10〜15年)と、

数百億円規模の費用をかけて、
有効性や安全性を実験し証明する必要があります。

それに対してジェネリックは、
新薬の特許が切れるタイミングで開発に着手されます。

すでに安全面や効果が、
国によって証明されているため、
開発期間が3年程度と短く、
当然、費用も少なくて済みます。

ちなみに医薬品の特許の期間は、
原則として特許出願の日から20年間ですが、

臨床試験(治験)や承認審査に要した期間を考慮して、
最大5年間の延長が認めらえれるため、
最長で出願から25年間となります。

しかしジェネリック側にも、
独特のしばりが存在します。

新薬と同じ速度、量で、
成分が体内に吸収されるか…を、
確認する試験(生物学的同等性試験)をおこない、
厚生労働省の承認を得る必要があります。

また、特許が切れると、
多くの製薬会社が一斉に同じ成分のジェネリック医薬品を、
製造・販売できるようになるため、

各社が選んでもらうために価格競争を行い、
さらに価格が下がる仕組みになっています。

●

問題は双方の違いです。

主成分や効果、安全性は新薬とまったく同じですが、
薬を飲みやすくするための形状、色、味、添加物は、
メーカーごとに異なります。

この小さな差異のために、
アレルギー体質に、
よからぬ反応を示す場合もあるようです。

PB医薬品

病院処方の薬ではない市販薬の場合、

ジェネリックではなく、
PB(プライベートブランド)医薬品や、
後発類似品と呼ばれます。

有名ブランド薬の特許や処方を参考にして、
開発費を抑えて安くつくった薬という意味では、
仕組みはまったく同じです。

僕は基本的に病院にいきたくないヒトなので、
おおかたの問題は市販薬で解決しています。

とくに胃腸の弱い僕にとって、
胃腸薬は必需品ですし、
総合感冒薬を常備していれば、
いざというときも安心です。

そこで今日は、
このふたつの市販薬を深掘りします。

太田胃散と胃乃源胃酸

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第2類医薬品 太田胃散S 150g
価格:1,294円(税込、送料別) (2026/10/2時点)



上の広告⬆️をみてわかるとおり、
コストパフォーマンスに2倍の開きがあります。

太田胃散は、
ケイヒやウイキョウなどの7種類の生薬に、
胃酸を抑える制酸剤を組み合わせた伝統的な胃薬です。

それに対して胃乃源胃酸は、
太田胃散の優れた成分バランスを、
そのままベースにしてつくられています。

一から成分の組み合わせを研究する必要がないため、
たっぷり入っていても手頃な価格で提供できます。

そして極めつけはこれ⬇️。

市販薬は病院処方薬と異なり、
CMを必要
とします。

PB医薬品は先発薬とパッケージも類似させ、
消費者に気付いてもらうための努力をしますが、
CMにかかるコストはゼロです。

その分、僕たちは安価に入手できるワケです。

パブロンゴールドAとアデロンゴールドA

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第2類医薬品 大正製薬 パブロンゴールドA微粒 44包
価格:1,879円(税込、送料別) (2026/10/2時点)


米田薬品工業・アデロンゴールド微粒A
1,100円〜1,600円前後

米田薬品工業が製造するアデロンゴールドAは、
大正製薬の超有名薬パブロンゴールドAと、
入っている有効成分がほぼ同じ、
アセトアミノフェンやグアイフェネシンなどです。

パッケージの箱の形状と色が同じで、
消費者に気付いてもらう努力をしています。
もちろんCMもありません。

先発メーカーの背後から社会を支える後発者たち

先発メーカーの商品を選ぶべきなのか、
PB医薬品を選ぶべきなのか、
その是非を問う投稿ではありません。

お金に余裕のない僕のような人間は、
日頃からPB医薬品のお世話になっていますが、

求めるヒトが価値を見出せる選択こそ重要であり、
そうであるからこそ市場が成り立つのです😊