四大基礎食品グループの敗北/概念や理論では改善できない個体差/僕たちはひとりひとりが違う

食品ピラミッド

ひかりあめの暢弘です。
当サイトへのご訪問、感謝します。

食養生と栄養学/終わらない肥満との闘い


現代栄養学を学ぶ者は、
必ず四大基礎食品グループを叩きこまれます。

いいかえるならこれは、
栄養摂取のための標準であるはずなのですが、

先進諸国における人口の半数以上が、
食生活が原因となる肥満と格闘している現実は、

何を説明しているのでしょうか。

第1群は、肉や魚、魚介類、卵、豆類、
第2群は、乳製品、
第3群は、穀類、そして芋類、
最後の第4群は、野菜と果物です。

この概念は1956年から、米国政府が中心となって、
普及に努めてきたもの。

1990年に一旦見直され、
これまでの動物性食品中心の食事から、

穀物、野菜、果物の重要性も強調される
ガイドラインに変わりましたが、

それでも、年々増加の一途を辿る、
肥満の抑制には全く及ばず、

2005年には、エネルギー消費量も考慮された、
新しいガイドラインに変わりました。

ですが、お察しのとおり、
相変わらず結果は芳しくありません。

この最新の改訂版では、
減量に努め、ヘルシーな体重を維持するために、

穀物は精白されていないものを、
塩は小さじ一杯以下に、

飽和脂肪、トランス脂肪、砂糖の摂取は控える、
脂肪の摂取は、魚、木の実、植物油からと記され、

加えて、一日に60分から90分の有酸素運動が、
必要とも補足されています。

初期のガイドラインから比べると、
かなり改善されているように見えますが、

それでも現状が改善されないのは、

このガイドラインに大きな間違いが、
存在するからではないでしょうか。

肥満に関する学会の声明とその日のランチの矛盾


数年前、肥満を専門に扱う研究者が集い、

ジョンズ・ホプキンズ大学医学部で行われた、
肥満に関する学会において、

学会員のコーネル大学メディカルセンター、
ジェラルド・スミス博士自らが、
情けない声明を発表しました。

 我々は肥満のきっかけを
 どこに見つけたら良いのか、皆目判らない。

 発見できないばかりか、
 我々は全く何も判っていないというのが現状だ。

これは、彼らの肥満との戦いにおける、
事実上の敗北宣言となったのです。

長年の間、栄養学の信条ともいえる概念だった、
四大基礎食品グループとは、

これだけ改定を重ねても、
人々を肥満から救うことができなかったのです。

ちなみに、その会議で出された昼食のメニューは
以下の内容でした。

・ローストビーフ
・マッシュポテト
・グレビーソース
・ブロッコリー
・フルーツゼリー
・チョコレートパイ

糖質と脂質がダントツに多く、
食物繊維とビタミン、ミネラルが見当たりません。

灯台下暗しとは、まさにこのことです。

個人差を無視した結果が、
この問題の背景にあることを、

食事指導を行う立場の人間は、
しっかり理解せねばなりません。

個人差とは、人間としての個体差であると同時に、
環境の違いも大きく影響します。

ひかりあめにおける調和療法カウンセリングおいて、
直近3日分の食事リストをご提出いただき、

その上で細かいアドバイスを、
時間をかけて行うのは、

概念では治療できないことを理解しているからです。


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この記事の書き手

齋藤 暢弘(さいとう のぶひろ)
調和療法のひかりあめ代表。自律神経専門ナチュロパス。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、不思議な縁に導かれ沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然療法を極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な七つの代替自然療法を融合させた独自の調和療法で、完治と快癒を常に目指す風変わりな治療家。※もっと詳しく

齋藤暢弘

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