フラワーレメディの深いお話し⑤【最終話】/感情とは現世に生きた証を刻もうとする魂の葛藤

フラワーレメディの深いお話し⑤

ひかりあめの暢弘です。
当サイトへのご訪問、感謝します。

さて今日は、4回に渡って連載した、
フラワーレメディの深いお話しの最終話をお届けします。

第三世代レメディ群の癒すターゲット


肉体に宿った魂は、
物理的な世界で活躍するための場を与えられます。

魂だけの存在であれば、
時空の束縛を一切受けることなく、
自由を謳歌できますが、

意識として考えることしかできず、
感覚的な体験は何もできません。

ですから、地球上に転生する幸運を得た魂たちは、
現実の世界に自身が生きた証を刻もうとし、

それが成功すると達成感に包まれ、
幸せな気持ちになります。

しかし、肉体を持ってしまった以上、
それを維持する必要も生じ、
本能との葛藤も余儀なくされます。

その葛藤が感情です。

もちろん、それらが好転していれば、
葛藤はありません。

魂も心も、そして身体も、
幸福な波動に包まれますが、

多くの場合、空回りしていたり、
悪循環さえすることもあるため、

ネガティブな感情を、頻繁に携えてしまいます。

エドワード・バッチの愛したフラワーレメディにとって、
最後の課題は、この負の感情を癒すことでした。

彼が、この療法の開発終盤のわずか半年で、
そうした感情を癒す
19種類ものレメディを世に出しましたが、

病魔に侵されていた彼の身体的、かつ精神的負担は、
並大抵ではなかったはずです。

驚異的な精神力で、その試練を乗り越え、
フルセットのレメディを完成させたエドワード・バッチは、

彼の50歳を迎える、1936年の9月に、
彼にとって最後の冊子を出版しました。

彼の大衆に対する最終的なアドバイスは、
以下のように記されていました。

調合する時は、
水でほぼ一杯にした薬用の小瓶の中に、
ストックボトルから2滴を加えて下さい。

暫く保存する必要のある場合は、
保存料として少量のブランデーを加えるとよいでしょう。

この薬用瓶を患者の服用に使います。
ここから数滴を少量の水、牛乳、
その他手近な飲み物に入れるだけです。

緊急の場合には、患者の状態が改善するまで、
数分ごとに与えて構いません。

重い症状の場合は、約30分ごとに、
また長期に渡る症状には、2から3時間ごと、
あるいは患者の必要に応じて、
頻度を変えることもできます。

意識を失っている場合には、
唇を頻繁にしめらせて与えて下さい。

痛みやこわばり、炎症など、
体に局所的な症状のある場合は、
服用に加え、外用薬として使うとよいでしょう。

水の入ったボウルに、
薬用瓶から数滴を入れ布を浸します。
この布で患部を覆って下さい。
必要に応じて、この布を時々湿らせて下さい。

また、レメディを数滴入れた水に患部を浸したり、
スポンジに含ませて当てるのも効果的な場合があります。 

ストックボトルから2滴ずつを加えるという、
現在に伝承される作法は、
このときに確立されたようです。

保存のためのブランデーの記述についても、
ブランデーと水の割合については、
調合する者に任せています。

これも、現在のやり方と同じです。

最後の冊子から消えた記述/薬用瓶のサイズ


ところで、この最後の冊子になって、
薬用瓶のサイズの記述が
なされていないことにお気付きでしょうか。

これまでの流れを汲んで、
それが4オンスの標準薬用瓶であると考えることも可能ですが、

「そこから数滴を」などの記述が、
数箇所加わっているため、

これまでのティースプーンを使用した服用方法とは
異なるスタイルであるとも想像でき、

彼のレメディのストックボトルを販売していた
ホメオパシィ薬局で入手できた、

何らかのスポイト付き調合瓶を、
意味していたとも考えられます。

そうであれば、これらの記述が、
現在の服用スタイルを決定したといっても、
過言ではなさそうです。

また、服用回数の頻度に関しては、
多ければ多いほど効果を出しやすい点についても、
彼の言葉のとおりであるとわかりますが、

一日3回から4回という回数は、最も少ない服用回数として、
最初の冊子で紹介されている程度であり、

現在に伝わる、1日4回以上の摂取は、
外せない要件であることもわかります。

連載のまとめ


今回の連載の初日に掲げた謎を、もう一度確認してみましょう。

  • なぜ6から7種類なのか
  • 調合ボトルは、最初から存在したのか
  • 一回に摂取する量は、どのようにして決まったのか
  • 1日の摂取回数は、どにようにして決まったのか

連載中にもお話ししたとおり、
エドワード・バッチの後継者たちによる数多くの臨床が、
本療法のこうした特徴的要素を完成させたのですが、

今回、ご紹介した彼の遺稿の中にも、
沢山のヒントを見出すことができました。

ひかりあめの標準ボトルが、
6週間サイズに切り替わったように、
今後もこの療法は成長するでしょう。

安全でシンプルな自然療法だからこそ、
変化を柔軟に受け入れられる、

そんな懐の深さも、フラワーレメディの魅力なのです。

長い連載にお付き合い下さり、
ありがとうございました。

以下にご紹介する書籍と、
英国のアマゾンなどで入手できる英文版原本の併読は、

フラワーレメディの世界に新たな発見をもたらしますよ。

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この記事の書き手

齋藤 暢弘(さいとう のぶひろ)
調和療法のひかりあめ代表。自律神経専門ナチュロパス。国際特許技術を開発したロボットエンジニアだったが、不思議な縁に導かれ沖縄に辿り着く。移住後、自らのパニック障害克服を通じ、自然療法を極めると決意。薬に一切頼らぬ、安全な七つの代替自然療法を融合させた独自の調和療法で、完治と快癒を常に目指す風変わりな治療家。※もっと詳しく

齋藤暢弘

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