若いころの僕は、コーヒーが大好きで、ドトールコーヒーには足しげくかよいました。
僕が社会人デビューした1980年頃、ドトールコーヒーが日本で出店をはじめたそうです。
低価格、立ち飲み、セルフサービスという欧州スタイルのコーヒーショップとしてのろしをあげ、一杯150円という低価格で、サラリーマンや学生たちを魅了しました。
まさに、日本における日常のコーヒー文化の、基盤をつくったともいえます。
ところが50代も半ばになると、カフェインが苦手になってしまい、もう十数年以上、カフェインを避けています。
加齢でカフェインに弱くなる原因は、3つあるそうです。
カフェインは主に肝臓で分解されますが、加齢とともに肝臓の血流量や酵素の働きが低下し、身体からカフェインが抜けるまでに時間がかかるようになるコトが原因のひとつめ。
また、健康な成人であれば、カフェインの血中濃度が半分になる時間は3〜7時間なのですが、高齢になるとこの時間が延び、朝に飲んだカフェインが夜になっても体内に残り、脳を覚醒させてしまいます。
これが、ふたつめの原因。
さらに、年齢を重ねると睡眠を司るメラトニンというホルモンの分泌が減り、もともと眠りが浅くなりやすくなるのですが、そこにカフェインの刺激が加わることで、若い頃よりも過剰に反応して目が冴えてしまいます。
これが、みっつめです。
映画やドラマで、コーヒーを飲むシーンは多く、その度に僕は目を伏せるようになってしまいました。
大好きだったからこそ、観ていられないのです。
僕はもともと肝機能の低い人間なので、こうした問題は顕著にあらわれてしまいます。
嗜好品として楽しまれる飲み物のカフェイン量は、100mlあたりコーヒーなら60mg、紅茶なら30mg、ウーロン茶でも20mg、ほうじ茶や煎茶でも20mgあります。
ですから、お茶の類も避けなければならなくなってしまい、今ではルイボスティーが相棒になりました。
歳を重ねると、色々な側面で選択肢が限定されます。
若い人々が、何気なく楽しんでいるこうした飲み物ですが、飲めなくなってしまった高齢者にとっては、うらやましいかぎりなんです。
あたりまえと思わず、ぜひ健康なうちに味わっておいてくださいね😊


