忘れられた節句📅

気まぐれ✒️コラム

今日、9月9日は重陽(ちょうよう)の節句。

カレンダーにも記されていない、多くの日本人の忘れている日です。

3月3日の桃の節句や、5月5日の端午の節句と並ぶ五節句のひとつでありながら、日本人の暦から素通りされたのは、明治の改暦による、季節のズレがその原因とされます。

本来、この行事は旧暦の10月、菊が咲き誇り秋の収穫を迎える時期に祝われていました。

しかし、新暦の9月9日はまだ残暑が厳しく、菊の花も実りの秋も実感が湧きません。

季節感が生活と乖離(かいり)してしまったコトで、次第に人々の記憶から薄れていきました。

僕の高校時代のクラス担任は、古文の先生だったのですが、彼が朝のホームルームで、今日の日の意味を生徒たちに教えました。

ほとんどの生徒は無関心でした。

挙手して、その「ちょうよう」の意味を尋ねたのは、僕ひとりでした。

ひと桁の奇数の中で、9は最も大きい陽の数であり、9月9日はその最大の陽数が重なるため、「重陽」と呼ばれるようになったと教えてくださいました。

一年中で最もエネルギーが強く、縁起のよい日ですが、陽きわまれば陰に転じるという考え方から、強い邪気を払うための特別な節句となったそうです。

ある意味、ものすごく重要な日なんです。

神社にでかけ、厄払いをするのもひとつの手です。

ですが、自身の短所を受け容れ、今を見直すコトこそが大切な日のようです🤔