レメディ摂取方法の背景/その3【全5回】

エドワード・バッチが、
その半年で用意したレメディは、

セブン・ヘルパーズと呼ばれる、
新シリーズ全7種のうちの、半分となる4種類でした。

この新しいレメディ・セットは、
心の癖に関する問題を解決する植物たちです。

人間の基本となる、12の心的パターンを見つけ出すためには、
心の癖を取り除かねばならないコトに
彼は気付いたのです。

セブン・ヘルパーズの登場は、
フラワーレメディの進歩にとって画期的でしたが、

この僅か半年の臨床を経て、
エッセンスを自分専用に調合して持ち歩くコトが、

ついに、本療法治療スタイルのスタンダードとなりました。

1933年の秋に出版された新しい冊子には、
以下のように記述されています。

 服用分の調合について

 患者が服用を必要とする場合は、
 通常の4オンスの薬剤瓶に
 必要なストック・ボトルから4滴を入れ、
 水で満たして良く振って下さい。

 これを必要に応じ、
 ティースプーン1杯を1回の服用分として、
 患者に与えて下さい。

 また、薬局で入手できるのはストック仕様ですから、
 服用に際しては、ここで説明するように、
 薬剤瓶を使って調合して下さい。

いかがでしょうか。

調合ボトルに関する記述が、
完全になされているのが解りますね。

ボトルのサイズも、
半年前のボトルの半分となる、
4オンス(約110ml)にまで、コンパクトになりました。

また、一般的なティースプーンは3cc前後ですので、
この調合ボトルは、
約10日分の処方だったことが解ります。

但し、原語の文章内にある「a teaspoonful」が、
計量サイズを意味するのであれば、

これは、1/6オンスにあたるので、
4オンスは24回分となり、6日分の処方です。

また、この時点では、
調合希釈液にブランデーを使う記述がありませんので、

保存の観点で言っても、
また、英国という環境を考慮しても、
打倒な日数設定だったと言えます。

さらに、この記述の中で特徴的なのは、
特定の薬局で、ストックボトルを購入できる点を
名言しているコトです。

実際、この冊子の巻末には、
レメディを購入できる薬局が、住所付きで2件紹介されています。

エドワード・バッチの「せっかちさ」は折り紙つきでしたが、

たった半年の間に、
薬局での販売体制を整えた彼の機動力は、
見習わねばなりません。

しかも、新しい4つのレメディは、

それまで滞在していた、
イングランド東部のクローマーだけでなく、

ロンドンの東に位置する
バッキンガムシャー州のマーロウや、
初代3薬を見つけたウェールズで発見しており、

交通手段もままならぬ当時での、
彼の行動範囲の広さには驚かされます。

そして、さらにその半年後には、
セブンヘルパーズの全てが揃い、
新しい冊子が、再版されることになります。

この新しい本における、
レメディの服用方法に関する記述は、
さらに具体的になりました。

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