レメディ摂取方法の背景/その1【全5回】

フラワーレメディを利用する際、
自分専用の調合ボトルを用意し、

自身にとって相応しいレメディを
6種から7種選んで調合し、
そのボトルからエッセンスを数滴摂取します。

調合ボトルのことを、
ドース(服用)ボトルとか、
トリートメント(治療)ボトルとか呼びますが、

現在に伝わる手法では、
遮光ガラス製のスポイト付きボトルを用い、

このボトルを常温保存可能な希釈液で満たし、
その中に各レメディのストックボトルから、
それぞれ2滴ずつ入れ、

一回数滴を、一日4回以上服用します。

この一連の流れの中で、
幾つか気になる点があります。

それは、

①なぜ6~7種類なのか
②調合ボトルは、最初から存在したのか
③一回に摂取する量は、どのようにして決まったのか
④1日の摂取回数は、どにようにして決まったのか

本療法開発者であるエドワード・バッチは、
この自助システム完成後まもなく他界しています。

そのため、

フラワーレメディの利用方法を整合させたのは、
数多くの臨床を経験した、
僕を含む彼の後継者たちです。

そうは言うものの、基本となる情報は、
エドワード本人が発信源であるはずであり、

彼の遺した文献や書簡の中に、
それらのヒントは見出せます。

それでは、前述の4つの謎について、
リストの順に向き合ってみましょう。

レメディを6種から7種まで
選ぶことができるという根拠は、
どこから来ているのでしょうか。

そして、どうして6種から7種という、
中途半端な設定なのでしょう。

それは、1933年に発刊された、
会報誌「ヒール・ザイセルフ」の2月号に
見つけ出すことができます。

エドワードは、その前年に、
シリーズの基礎となる
12種類のレメディを完成させました。

フラワーレメディによる治療を
本格的に始める準備の整った彼は、
この療法を新聞広告に打つという暴挙に出ます。

広く告知する目的で行った、
彼のこの行為は、

医師による広告を禁じていた英国医師会から、
当然のようにクレームを投じられましたが、

西洋医学に対する興味を失っていた彼にとっては、
人々に本療法を知らせることこそが大切であり、

将来、医師免許が剥奪されても、
構わない覚悟が、既にできていたようです。

彼のこうした言動によって、
その療法の存在を確かめようとした大衆から、
エドワードは沢山の問合せを受けることになり、

そうした対応のひとつとして、
独自の会報誌を発刊することになりました。

この時の文章は、次のように始まっています。

 過去5年に渡って研究してきた12種のレメディは、
 病気の治療に素晴らしい効果を証明し続けています。

 ホメオパシィの治療さえうまくいかなかった、
 いわゆる不治の病でも、
 非常に多くの患者が健康を取り戻しました。

 私は、医療を専門としない人も、
 皆がレメディを使えるくらい、
 簡単な処方となるよう努めています。

太陽法の確立した1930年には、
エドワードは、彼に名声をもたらせた、
独自のノソード療法も止めており、
ホメオパシィとも決別した状態でした。

西洋医学でもなく、ホメオパシィとも異なる、
新しい発想のシンプルで安全な療法が、

大自然を背景に誕生したことを、
彼は宣言しているように見えます。

そして、この会報誌では、
彼の発見した12種類のレメディを紹介した後に、
問題となる文章が記されています。

 患者が回復するに従い、症状の変化に応じて、
 レメディを変えることが度々必要になります。

 場合によっては、半ダースほどの
 異なったハーブが必要になることもあります。

エドワードの用意した基本レメディ数である12は、
一年の月の数や、黄道12宮とも関係し、
イエス・キリストの使途の数とも同じですが、

12という数は、言い替えるなら1ダースです。

つまり、彼がこの時点で用意していた
1ダースのレメディセットの

その半数となる6種前後は、
一度に処方しても良いと、彼は言っているのです。

こうなると、次に疑問となるモノは、
レメディの最大処方数ですが、

これに関しても、6種前後という目安はあるものの、
彼自身も、その臨床の中で、
例外的なケースを遺しています。

エドワードの遺した処方メモの中で、
Miss Breedonには、9種のレメディを、

そして、Miss Mountfordへの処方にも、
別の9種のレメディが記されています。

このうち前者には、
レスキュー・コンビネーションが含まれますが、
後者は、そうではありません。

波動療法である以上、
多過ぎるレメディが雑音化してしまう点については、

自著「本気で☆フラワーレメディ」で説明しましたが、

このように、必要に応じて
自由度の高い処方を検討しても良いようです。

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