白砂糖という薬品

今日の話題は、白砂糖です。

25年程前になりますが、僕はチューインガム工場に、
ロボットを搬入した経験があります。

多くの食品工場の現場では、
女性たちの明るく元気に働く姿が目立つモノなのですが、

その工場の女性たちは、例外なく誰もが、
歯を食いしばった、独特な表情をしていました。

興味を抱いた僕は、現場の女性の一人に、その表情の理由を尋ねました。

すると、驚くべき答えが返ってきたのです。

 歯を食いしばってないと、
 すぐに虫歯になっちゃうんです、わたしたち。

確かに、その現場は
粉砂糖が霧のように舞っていたのです。

大量の砂糖と向き合う彼女たちは、
その害から身を守るために、必死だったのでした。

ちなみに、チューインガム10枚には、
角砂糖6個分もの白砂糖が使われます。

大さじに換算すると、何と4杯分です。

爽やかな味で後をひくスポーツドリンクの場合、
1.5リットルのペットボトルサイズなら、
角砂糖15個分(大さじ9杯)もの白砂糖が使われます。

また、一般的なジュースの類に至っては、
その7割増の白砂糖が使われます。

チューインガム工場の虫歯問題は特殊ですが、
これだけ白砂糖を使った食品が多いという背景には、

白砂糖の持つ依存性を利用したマーケティングが
この世界に蔓延しているためであり、

簡単に言えば、その類の食品を、
もっと欲しくなる製品に仕上げているのです。

ではなぜ白砂糖に、そんな依存性があるのでしょうか。

答えはシンプルです。
それは、薬品だからです。

ですから、薬品である以上、副作用もあります。

白砂糖は、食べ物ではなく、精製された薬品であり、
他の薬品と同じで、化学方程式による完璧な表現が可能です。

一般的な食品は、その素材レベルでも、多くの成分が混入されていますから、
当然、化学式などでは、到底表現出来ません。

実際、そうした一般的な食品を、僕たちが消化吸収するためには、
通常、3~4時間を必要とするのに対し、

過剰に精製された白砂糖は、摂取後、ただちに吸収されます。

この点も、薬と全く同じです。

砂糖は、原料の絞り汁を煮詰めて作る含蜜糖と、
絞り汁から糖蜜を分離精製させた分蜜糖があります。

黒砂糖、きび糖、てんさい糖、
そしてメイプル・シロップなどが含蜜糖であり、

ミネラルも沢山含んでおり、これらは食品と言えます。

しかし分蜜糖である白砂糖は、
その製造プロセスを知ると、気持ちが悪くなります

原料の絞り汁に、石灰、炭酸、亜硫酸、亜硫酸ガスを使って煮詰め、
糖蜜の中の不純物を取り除き、

ホウ酸鉛、塩素などで透明な蜜液にした後、
ミネラルやビタミンが残るとベタつくため、これらの栄養素を分離させ、

最終的には、塩酸やその他の無機酸を使って、
真っ白に漂白したものが白砂糖です。

完全に不自然極まりない、異常な精製物なのです。

そのため、前述のとおり、
白砂糖には、薬品と同じ2つの害が存在します。

①一度食べると止められなくなる依存性
②白砂糖によって引き起こされる副作用

…です。

代表的な副作用は、体内のミネラルが奪われるコトです。

精製された物質は、ミネラルと結着するコトで、
化学的な安定化を図ろうとするために起こる現象です。

糖尿病、低血糖症、妊娠異常などの危険な問題を筆頭に、

虫歯や骨折、骨粗鬆症、高血圧症、アレルギー症、
記憶低下、慢性的な疲労感、反射神経の鈍化、
不眠、頭痛、便秘、吐気、肩凝りなどが、

白砂糖の摂取過多によって、
引き起こされる可能性が、圧倒的に高くなります。

このように白砂糖は、本来、薬局で販売されるべき代物ですから、
普段の食生活からは、極力排除すべきではないでしょうか。

白砂糖の代用となる甘味料は、
以前から何度か、ご紹介していますよね。

黒糖などの含蜜糖や果物を上手に活用し、
健康と安全を手に入れましょう。

身近に取り組める、予防医療の柱と言えるかもしれませんね。

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