花療法とその背景【第4話】

エドワードが、この半年で用意したレメディは、
セブンヘルパーズと呼ばれる新シリーズ全7種のうちの、
約半分となる4種類でした。

この新しいレメディセットは、
心の癖に関する問題を解決する植物たちです。

人間の基本となる12の心的パターンを見つけ出すためには、
心の癖を取り除かねばならないコトに、
彼は気付いたのです。

セブンヘルパーズの登場は、
フラワーレメディの進歩にとって画期的でしたが、

この半年の臨床で、
フラワーエッセンスを自分専用に調合して持ち歩くコトが、
本療法治療のスタンダードとなりました。

1933年の秋に出版された新しい冊子には、
以下のように記述されています。

TO PREPARE THE DOSES

When doses are required for a patient,
take an ordinary four-ounce medicine bottle,
pour into this four drops from the stock bottle of the required remedy,
fill up with water and shake well.

This is the medicine which is given to the patient
in doses of a teaspoonful as necessary.

Bottles of the remedy supplied by the chemist are stock
and are be used for medicating four-ounce bottles as described here.

服用分の調合について

患者が服用を必要とする場合は、
通常の4オンスの薬剤瓶に必要なストック・ボトルから4滴を入れ、
水で満たして良く振って下さい。

これを必要に応じ、
ティースプーン1杯を1回の服用分として、
患者に与えて下さい。

また、薬局で入手できるのはストック仕様ですから、
服用に際しては、ここで説明するように、
薬剤瓶を使って調合して下さい。

調合ボトルに関する記述が、
完全に成されているのが解ります。

サイズも、半年前のボトルの半分となる、
約110mlにまで、コンパクトになりました。

一般的なティースプーンは、3cc前後ですので、
この調合ボトルは、約10日分の処方だったことが解ります。

※もし、a teaspoonfulの意味するものが計量サイズであれば、
これは1/6オンスにあたるので、
4オンスは24回分となり、6日分の処方となる

また、この時点では、
調合希釈液にブランデーを使う記述がありませんので、

保存の観点で言っても、
また、英国という環境を考慮しても、
打倒な日数設定だったと言えます。

さらに、この記述の中で特徴的なのは、
薬局でストックボトルを購入できる点を名言しているコトです。

実際、この冊子の巻末には、
レメディを購入できる薬局が
住所付きで2件(キーン&アッシュ社、ネルソン社)紹介されています。

エドワード・バッチのせっかちさは有名でしたが、
たった半年の間に、薬局での販売体制を整えた彼の機動力は、
見習わねばなりません。

しかも、新しい4つのレメディは、

それまで滞在していた、
イングランド東部のクローマーだけでなく、

ロンドンの東に位置するバッキンガムシャー州のマーロウや、
初代3薬を見つけたアバガベニー(ウェールズ)において発見しており、

交通手段もままならぬ当時での、
彼の行動範囲の広さには驚かされます。

そして、さらにその半年後には、
セブンヘルパーズの全てが揃い、
新しい冊子が、再度出版されることになります。

この新しい本における、
レメディの服用方法に関する記述は、
さらに具体的になりました。

→明日に続く

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