お櫃を使おう

笑ってますか?
唄ってますか?
ゆうすけです。

美味しい菜食を続ける上で、
主食となる玄米や分つき米を、
更に美味しくしてくれるアイテムがお櫃です。

このお櫃という存在が、
現代人の持つ、ご飯に対する誤った概念を、
リセットしてくれます。

炊き立てのホカホカご飯よりも、
お櫃の中で人肌に冷めたご飯の方が、
断然美味しいという事実を思い出させてくれるのです。

全ての電気炊飯器は、
お米が炊けると自動的に保温モードに移行しますが、

これが余計なお世話であり、
特に玄米の場合は、
保温のせいで風味が極端に悪くなります。

飯粒表面の糠が、異常な酸化をするからです。

ですから、ご飯が炊き終わったら、
間髪を入れずに保温を中止し、
ご飯を電気釜からお櫃に移しましょう。

このとき、炊飯器の中で上にあったご飯が、
お櫃の中では下になる現象が起こります。

炊飯後の大切な儀式でもある、
いわゆる天地返しです。

これによって、お櫃全体の米の水分量が均一になります。

ご飯をお櫃に移したら、いきなりフタをせず、
しばらく布巾をかけ、

炊き上がりの余計な水分を吸収させましょう。

フタをしたあとも、
天然の木が水分調整してくれるため、
ベタつき知らずの、程良い水分のご飯を半日楽しめます。

もちろん、電気代ゼロです。

こんな便利なお櫃なのですが、
実は、わが家のお櫃は、既に二代目を迎えています。

初代のお櫃は、白木の製品(※写真)で、
黒カビに侵食されて使えなくなりました。

カビ取りも試みましたが、全く歯が立ちませんでした。

丁寧に扱ったつもりでしたが、
沖縄の高温多湿の環境では、
白木のお櫃は耐えられないようです。

意を決して購入した二代目は、漆塗りのお櫃です。
正直、高価でした。

塗りを施していない商品の倍以上の値段がしますが、
カビの生えるリスクがなく、管理は楽です。

僕が購入したのは、
木曾にある海老屋漆器店の八寸というサイズで、
7合までのご飯が入るお櫃です。

納品までに、一ヶ月かかりました。
待った甲斐のある、素晴らしいお櫃です。

修理もして下さるので、一生使えそうです。