茶のしずく石鹸事件

ひかりあめのゆうすけです。
当ブログへのご訪問、有難うございます。

色々と事件の多かった2011年に、
あの「茶のしずく石鹸事件」も、起こりました。

記憶にある方も、多いと思います。

写真は、当時のCMのシーンの一部ですが、
このモッチリとした泡を作るために、

この石鹸には、加水分解小麦が使われていたのです。

そのため、この人気石鹸の愛用者に、
小麦アレルギーが多発してしまったのですが、

このアレルギー事件の異常さに、
気付いていない人は、少なくありません。

以前の投稿でも、お話ししましたが、
アレルギー反応とは、特定タンパク質に対する過剰反応です。

これについては、茶のしずく石鹸も、
小麦グルテンと関係した点で同じなのですが、

通常、口から食べたモノが食物アレルギーを起こし、
皮膚に触れるモノが、
皮膚にアレルギーを起こしていたのに、

このケースでは、皮膚に使っていたモノが、
食物アレルギーを引き起こしたのです。

皮膚症状に加えて、
気道が狭くなって呼吸困難になったり、
血圧が異常に上がったりと、

多様な全身症状となって現れました。

中には、アナフィラキシィ・ショックを引き起こし、
緊急搬送された方もいました。

アレルギーに関する説明として、
前述の「特定タンパク質に対する過剰反応」だけでは、
実は正しい説明になっていません。

これには、前提となる条件があって、
それは…、

身体が疲れている等で、
免疫力が極端に落ちている際に起こる…のです。

洗顔は、仕事から帰宅した際などの、
心身疲労がピークの時間帯にする習慣ですので、

そう言った意味でも、
アレルギー反応を起こす条件が揃っており、

さらに、皮膚に使っていたものが、
皮膚アレルギーを飛び越えて、
食物アレルギーを引き起こしたのは、

天然由来か否かは別として、
界面活性剤を使用する「石鹸」だったコトが、

この事件を複雑にしてしまったのです。

1964年、僕が5歳の頃、最初の花粉症が確認されました。

その後の半世紀で、様々なアレルギー症状が確認され、
今では日本人の2人にひとりが、
何等かのアレルギーに悩んでいます。

戦後の食文化の欧米化が、
これだけ僕たちの身体を蝕んでいるのです。

動物性食品を毎日食べ、砂糖も小麦の浴びるほど摂取し、
日常においては、過度のストレスを抱えて交感神経が昂り、

僕たちは、自分で自分の身体を傷付けているのです。

自然則に沿って生きるコトだけが、
こうした異常な状態から抜け出す王道です。