続・摂り過ぎたタンパク質の行方

笑ってますか?
唄ってますか?
ゆうすけです。

今年2月の投稿で、
摂取し過ぎたタンパク質が、
骨をスカスカにするお話しをしました。

問題はこれ以外にもあるので、
今日は続編としてお話しします。

今回の対象となるものは、
肝臓と腎臓です。

タンパク質は、体内組織の生成や修復には欠かせない
必須栄養素である点は間違いありませんが、

そのために必要となる量は
実はごく僅かであるという点が
世間では、あまり知られていません。

密度の濃いタンパク質と言えば、
動物性タンパク質です。

肉や魚、卵、乳製品が、それにあたります。

植物性のタンパク質は、
豆類、穀類、ナッツ類から摂取できますが、

これらのタンパク質は
繊維質や澱粉で密度が薄められているため、
しっかり摂取しても、タンパク質過剰にはなりません。

タンパク質だけでなく、摂取された栄養素の全ては、
身体の維持に必要な分を越えると、
エネルギーとして燃焼されるのですが、

脂質や炭水化物は、
酸素、水素、炭素で構成されるため、
燃焼すれば、水と二酸化炭素になります。

一方、タンパク質は窒素を含むため、
燃焼によって、有害な窒素酸化物が生成されます。

できてしまった窒素合成物は、毒性が強いため、
排毒を担当する肝臓に処理が引き継がれますが、

日頃から、食品や薬品以外の毒素、
例えば肺や皮膚から呼吸された毒の分解にも忙しい肝臓には、
余計な負担となって、のしかかることになります。

アルコールや薬を飲んでいないのに、
肝臓を傷めている人は多いモノですが、
彼らの多くはタンパク質過剰なのです。

そして肝臓は、受け取った窒素合成物を、
一生懸命分解するのですが、
ここで無毒化させるコトはできません。

これまた有害な尿素に分解して、
後処理を腎臓に託すのです。

最近のスキンクリームには尿素配合の商品が多く、
角質化した肌に潤いを与えるイメージがありますが、

実際には潤いを与えているのではなく、
尿素は、角質化した肌を溶かしているのです。

つまり腎臓にとっても、
相当に負担となる物質なのです。

肝臓も腎臓も、ジッと働き続ける臓器のため、
こうした負担を一切口にしませんが、

焼肉を食べた翌朝、
汗や尿が臭くなった経験は無いでしょうか。

これらは、寡黙な肝臓や腎臓からの、
最大限の苦情だと思って下さい。

先日、人工透析を受けている方が、
医療機関からの食事指導として、
塩分を控えるように言われているとおっしゃっていました。

しかし実際には、腎臓に問題のある方こそ、
タンパク質過剰にならぬよう、
注意するべきでしょう。

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