笑ってますか?
唄ってますか?
ゆうすけです。
先日、懇意にしている某塗装会社の
若社長のT氏がギックリ腰になってしまい、
寝込んでいた数日間、
このまま働けなくなったらどうしようという、
恐怖に駆られたそうです。
働かなければ、収入が無くなるから、
家族が路頭に迷ってしまうと感じたのです。
その時T氏は、自分の腰は必ず治るという確信を持ち、
どんなに疑念に揺さぶられても、
元気になって働ける数日後が、
必ずやって来るからと、自分に言い聞かせたそうです。
まだ全快とは言えないまでも、
こうして現場に立てるようになって、
僕は本当に良かったと、T氏は言いました。
心から、そう感じていたようです。
ですが、僕は、
親愛なる彼にこう言いました。
ちっとも良くないよ
何も学んで無いから、
また同じことが、近いうちに起こるさ。
僕からの、まさかの言葉に、
彼は呆気に取られていました。
●
僕たちは、ありとあらゆるカタチで洗脳されていますが、
労働に関しても、その根は、想像以上に深いようです。
汗水垂らして働いて、
その成果に見合った報酬を得るという美学、
いわゆる、「働かざるモノ、食うべからず」とは、
僕たち大衆を隷属させようとする、
支配者層による洗脳でしかありません。
何が悪いんだ、その通りじゃないか!
多くの人が、そんな反応をされたことでしょう。
仕方ありません、そういう反応をするよう、
僕たちは学校や職場で教え込まれたのですから。
じゃあ、そう思ったあなたに、お尋ねします。
世の成功者たちの姿を、
誰でも良いですから、思い起こして下さい。
あなたのイメージした彼に、
常日頃から、汗水を垂らして働くイメージがありますか?
それどころか、そんな余裕の無い状態とは正反対で、
彼は悠然としているんじゃないですか?
僕たち一般大衆は、何故か、そして何時からか、
収入と労働が比例するもの…、と捉えているのです。
しかし、実際に成功している人々は、
あくせくしているどころか悠然とし、
余暇を楽しんでいるイメージさえあるのです。
同じ人間なのに、可笑しいでしょう。
●
僕は、T氏に言いました。
君は、汗水垂らして働く生活に依存してしまっているんだ。
万が一、ケガや病気で仕事ができなくなれば、
途端に収入が途絶え、
生きて行くことが出来なくなってしまう。
働いて、働いて、働きまくって…、
そんなリズムに疑問を持たずにいるのなら、
今すぐ、その流れを見直さなきゃダメだ。
T氏は、キョトンとしながら、
確かにその通り…だと頷きました。
働かなくても得られる収入源を、
元気なときに、作っておくことが大事なんだよ。
T氏は、働かなくても得られる収入とは何か、
その答えを求めましたが…、
それは、人それぞれだから、
自分で考えるんだね。
●
億万長者とは、年収200万円の労働者と比較して、
50倍以上の収入を得ることを、可能にした人のコトです。
億万長者も、そうでない人々も、
一日は24時間しかありませんから、
50倍の労働をしているワケがありません。
50倍の収入を得る価値のある何かを、
労働とは別の形で得ることを可能にしているだけです。
もし、あなたがお金に困っているのなら、
そして、労働できなくなった時の収入に不安を感じているのなら、
より良い働き口を探すのではなく、
働かなくとも収入に繋がる仕組みを作り出すことです。
偉そうなことを言っていますが、
僕には、「今」はそのようなものは、殆どありません。
ですが、「かつて」は、ありました。
僕の30代は、国家予算並みの負債を抱えており、
その返済に7年を費やした経験があります。
実際、当時の記憶が殆ど無いくらい、
常に負債と闘うことに意識を向けていました。
ですから今でも、例え少額であっても、
負債を抱えることに、大きなストレスを感じます。
ですが、この時の過酷な経験が、
「労働と収入が無関係である」ことを、
僕に理解させました。
実際、そうなのです。
もしあなたが、
今より収入を増やしたいと真剣に考えるなら、
労働量を増やすのでは解決しません。
身体を壊すだけですから。