息を潜める

笑ってますか?
唄ってますか?
ゆうすけです。

かつての投稿で、
呼吸という生理機能が、
意識下にもある点についてお話ししました。

人間だけに限らず多くの動物が、
意識とは無関係に働く生理機能を有していますが、

その中で呼吸だけは、
意識しても、意識しなくてもできる
不思議な存在です。

その神秘性については、
その時の投稿で触れましたので、

今日はなぜ、呼吸の働きを、
意識下に置く必要があるのかという点について
吟味してみましょう。

ヒントは、動物全般に渡って、
そうした特徴があると言うコトです。

僕たちは、身の危険を感じたり、
特殊な集中が必要な状態になると、

息を潜めて、自分の気を消そうとします。

そうすることで、天敵から身を守ると同時に、
周囲を察するために、
五感を研ぎ澄ますことができるのです。

もちろん、ずっと息を止めたら絶命しますので、
短期間の勝負になるワケですし、

野生動物たちは例外無く、
ずっと息を潜めるような、バカな真似はしません。

問題は人間の場合です。

特に現代人は、ストレスを感じると、
呼吸が浅くなる傾向がありますが、

このメカニズムも、自らの気を消して、
身を守ろうとする延長と考えて良いでしょう。

但し、これが短期間で済まされず、
下手をすると習慣化、慢性化してしまうのです。

呼吸をしていないワケではありませんから、
死に至ることは無いにしても、

まともに呼吸をしないため、
身体中が酸欠状態に陥ります。

血中の酸素が減れば、まず脳に機能障害が起こり、
脳内の伝達物質に問題が起きることは避けられません。

こうして人間や、人間に飼われているペットたちは、
酸欠状態に陥り易い日々を送っているのです。

同時に酸欠状態が長引けば、
肺を広げる必要が無くなることも手伝って、

首をすくめたり、猫背になったりする時間も増え、
その結果、脊椎を痛めます。

腰椎を痛めれば鬱傾向を引き寄せ、
胸椎を傷めれば攻撃的になり、
頚椎を傷めれば喉の閉塞感などに苛まれるでしょう。

お気付きとは思いますが、
こうした流れが、心身症に繋がっているワケですが、

その源流を辿ることを一切しないまま、
現代医学は、症状だけを制御しようとします。

果たして、これが治療と言えるでしょうか。

体調が慢性的に優れない人、
そして、自分の健康に自信を失いかけている人は、

病院に行く前に、
まず、良い呼吸と良い姿勢を心掛けて下さい。

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最高のセルフケアツールです。

ちなみに、脊椎が少々ズレている程度では、
医学的には病気ではないため、
異常なしと診断されるだけです。

しかし、髪の毛一本分のズレが、
その近くの臓器や組織に対して、
多大な影響を及ぼすという事実は知るべきです。