瞑想を身につける…その5

それでは、
思考を止めるための具体的な方法を学んで参りましょう。

さっそくですが、
こんな経験はありませんか?

今まで、見たことも聞いたこともない、突飛なものに出会うと、
脳を持つ動物は、多かれ少なかれ同じ反応をするものです。

呆気に取られる…という状態です。

この瞬間、思考は止まっています。

暫くすると、関連する記憶から似ているモノを探し始めますが、
少なくとも数秒間は、考えることができなくなるのです。

この生態反応を利用することで、
僕たちは簡単に瞑想の世界へ入って行くことができます。

僕のお勧めする瞑想のやり方は、
この呆気に取られた動物の反応をうまく利用したものであり、
巷の瞑想会の流儀とは、大きく異なるかもしれませんが、

この際、瞑想を成功させるという目的を重んじて、
常識的な発想は、拭い去ってみて下さい。

まず、瞑想に向き合おうとした場合、
姿勢や呼吸についての前置きが、案外多いものです。

遠隔治療において、
自分という三位一体コミュニティを確立させたり、

宇宙の至高の力を受け取ったりする場合には、
バランスの良い姿勢が必須となりますが、

瞑想に限定した場合、
それはどうでも構いません。

楽な格好をして下さい。
楽な呼吸をして下さい。

普段、慣れていない格好や呼吸をすれば、
それだけ、「無」になれる可能性が低くなります。

慣れていないので、慣れようとするために、
適応のための思考が働くからです。

ちなみに、
サトルエナジーアセスメントにおけるセンタリング状態には、
歩きながらでも到達することができます。

瞑想状態は、センタリングと比較しても、その導入でしかありませんので、
どれだけ入り易いか、解って頂けるでしょう。

そして僕の瞑想では、特に前半は目を閉じません。
後半は、その方が楽なら目を閉じますが、
前半では、視覚を積極的に利用して思考を止めます。

ハガキサイズの小さな紙を用意し、
そこに、利き手では無い方の手を使って、
サインペンで、無意味な図形を描いて下さい。

あなたが選んだ姿勢の状態で、
楽な視線の先に、その紙を良く見えるように固定します。

一旦目を閉じ、
深呼吸をしたら、

ゆっくりと目を開けて、その図形を見ます。
無意味な図形全体を、ボンヤリと見て下さい。

凝視してはいけません。
何となく見るのです。

僕の場合は、ホワイトセージの葉を一枚用意し、
素焼きの皿の上で、木製ピンチに葉柄を挟んで火を点け、

立ち上る煙の織り成すランダムな図形を、ボンヤリ見つめます。

呆気に取られた状態を、自分から作り出すのです。

普段の生活では、呆気に取られた動物は、
意識を取り戻すために、思考を再開させようと躍起になりますが、

この思考再開のための行動は顕在的反応なので、
その気になれば止めることができます。

その反対となる潜在的反応の場合、意識下に無い行動を伴うため、
自分の意志で止めることはできませんが、

顕在的反応であれば、自己抑止が可能です。

つまり、呆気に取られた状態に、
浸り続けることができるということです。

ボンヤリ見つめることで、思考が止まったら、
瞑想の前半は完了です。

そのままの状態を楽しむために、
ここから先は目を閉じても構いません。

楽な呼吸をしながら、
思考の止まった状態を味わって下さい。

このとき、何かしら思いが浮かぶこともあるでしょう。
その場合は、その考えを追いかけないようにします。
追いかけなければ、思いは消えます。

この状態で数分間経過すると、
眠気が襲ってきます。

身体がリラックスし、脳が止まろうとしているからです。

はじめのうちは、このまま寝てしまっても構いません。

入眠できる状態に到達したということは、
「無」を体感したことでもあるからです。

思考の止まった状態を、楽な姿勢、楽な呼吸で維持していると、
やがて胸骨の辺りに暖かさを感じるでしょう。

心臓の脳と言われる場所が、反応しているのです。
この状態が、「無」への到達を告げるサインです。

ここまでの全体を通じて、せいぜい5分~10分というところでしょう。

ここで瞑想を終えても構いませんし、
時間が許すのであれば、その状態を楽しんで下さい。

魂からのメッセージが届くかもしれないからです。

魂からの伝言は、「言葉」とは限りません。
五感に分散して、提供されると思って下さい。

五感を通じて、第六感に伝わり、第三の目で感じるのです。

最近、僕は瞑想の中で、
英語でメッセージを受け取りました。

Twenty Ninetyfour

…と、はっきり2回聞こえました。

この時は、視覚情報や匂いのようなモノも僅かに感じましたが、
主たる情報は、この英語のワンフレーズでした。

「20」、「94」という数字に何の意味があるか、
今の時点では不明です。

2094年に、何かあるのかもしれませんが、
その頃の僕は134歳です。

このようにして、瞑想を楽しむ習慣をつけると、
生活に余裕が生まれ、リラックスできるようになり、
ストレスを感じ難くなります。

ご存知の通り、ストレスは緊張が作り出す幻ですが、
緊張すればする程、新たなストレスを感じ易くなってしまいます。

悪循環というヤツです。

ですから、日々リラックスを体感することが、
魂とのコミュニケーションにおいても、
使命をまっとうするという点においても、

その前に健康を維持するという点においても、
必要だと言うことが、良く解るはずです。

ところで、

瞑想中に浮かんだ思いを、手放せなくなることもあるでしょう。
この解決方法を、明日お伝えします。

明後日からリフレッシュ休業となり、
このブログも3連休ですので、

明日の連載で、瞑想ツアーが最終回となるようにいたします。

→明日に続く