30年間…

ひかりあめのゆうすけです。
当ブログへのご訪問、有難うございます。

判り難い写真ですが、
わが家のリビングにある常夜灯です。

30年前に購入したマッキントッシュの筐体の、
中身を処分して、外側のケースだけを保存していたのですが、

今年から、このフレーム中にLED球を入れ、
常夜灯として使っています。

このパソコンが登場したとき、
エンジニアだった僕は、物凄い感動を覚えました。

アイコンによる直感的な操作を、
僕が当時作っていたロボットにも盛り込むため、
このパソコンを参考にして開発しました。

今では、産業用機械でも、
アイコン操作が当たり前になっていますが、

僕が取り組む以前は、
すべて文字ベースの無機質なモノばかりで、

文字もアルファベットばかりで、
使用者のコトを考えているとは、思えないモノばかりでした。

アルファベットは、26文字で表現できるのに対し、
日本語にすると7000文字近く必要になります。

ですから、当時の技術者たちは、
コンピュータの日本語化を嫌がりました。

僕は、その日本語の垣根を越えただけでなく、
使用者が直感的に使えるインターフェースを持つロボットを、

アセンブラという原始的な言語で、
一人で全て記述しました。

若かったから、出来たんでしょうね。

このパソコンのケースを近くから見ると、
こんな感じです。

そして、画面が取り付けられていた窓から、
ケースの中を覗き込むと…、

判りますか?

この筐体には、開発者たちのサインが残っているんです。

マッキントッシュと言えば、
パソコン界に大革命を起こしたマシンですから、

開発に携わった人々の思いは、格別だったはずです。

分野は違えど、同じ開発という仕事を選んでいた人間には、
彼らがサインした時の気持ちが、

これを見る度に、リアルに伝わって来ます。

断捨離好きのこの僕が、
30年間もこのケースを取っておいた理由が、

何となく判って頂けたと思います。