リンパを知る…その3

ひかりあめのゆうすけです。
当ブログへのご訪問、有難うございます。

さて、一昨日から、

リンパの話しを連載して参りましたが、
今日は、その流れる速さに着目します。

体内には、血管を流れる血液と、
リンパ管を流れるリンパ液の二つの流れが存在し、

どちらも最終的には心臓に向かいますが、
性質や役割は全く異なります。

血液は、心臓から動脈に入り、末端で毛細血管に至ると、
今度は静脈から心臓へと戻って行きます。

主な役割は、身体に必要な酸素や栄養素を細胞に届け、
各部で生じた老廃物や二酸化炭素を運び出すなどで、

「行き」の動脈も、「帰り」の静脈も、
心臓のポンプ機能によって全身を循環しています。

一方、リンパの働きは、
しみ出した組織液中にあるタンパク質などの栄養素を、
リンパ管で回収し、最終的には静脈に合流させることです。

またリンパは、老廃物や異物の侵入を防ぐ働きをしています。

リンパ管は血管とは異なり、常に循環しているのではなく、

心臓に向かう「帰り」だけの一方通行だという点も、
既に説明した通りです。

血液が心臓によるポンプ機能で血管中を流れるのに対し、
リンパ系には、心臓のようなポンプ機能がありません。

代りに、リンパ管自体に、
自発的に収縮するポンプ機能があって、

この作用によって、リンパ液に流れが発生しています。

但し、心臓のように強力なポンプ機能は持たず、
また、リンパ管に流れ込むリンパ液自体も少ないため、

リンパは血液と異なり、ゆっくり流れることになります。

寝ているときは、
リンパ管の自発的な収縮だけでも良いのですが、

起きて活動しているときは、
リンパ管の周囲にある筋肉が、
重要なポンプ機能の役割をすることになります。

ですから、ふくらはぎ等の浮腫みは、

リンパ管に回収されるはずだった組織液が、
回収されずに残っている状態だと言えます。

よく、立ちっぱなしで、足がむくんだ…と言う話しを聞きますが、

それはつまり、筋肉の収縮が無かったために、
リンパ液が滞ることになったコトを意味するのです。

こうした浮腫みを解消させるには、
方法は二つしかありません。

一つは、身体を動かして筋肉を収縮させること、

もう一つは、リンパ管に外部から刺激を与えて、
滞っていたリンパ液の流れを良くすることです。

後者については、

マッサージ店などで提供されるリンパマッサージや、
ひかりあめでのサトル・オステオパシィが有効ですが、

最終回となる明日、
目からウロコのリンパ改善方法をご紹介します。

リンパの流れが改善されると、栄養素が細胞に行き渡り、
臓器の働きが改善されたり、末端組織の再生が後押しされるなど、

新陳代謝も良くなります。

僕は、コトあるごとに、
ウォーキングの励行を呼び掛けますが、

これは脊椎を弛緩させて、
脳脊髄液の流れを良くするだけでなく、

リンパの流れも促進させるため、浮腫みの解消だけでなく、
身体の弱った部位の修復にも、効果があるのです。

また、こうした日常のケアに加えて、
月に一二度を目安にオステオパシィを併用することで、

通常のリンパマッサージでは届かない、
深いリンパまで、しっかり刺激してみるのも、
良い方法ではないでしょうか。

→明日に続く

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